2011年11月16日水曜日

意味深沈黙…渡辺会長 再び球団オーナーに復帰も

意味深沈黙…渡辺会長 再び球団オーナーに復帰も
 ◇巨人・清武球団代表 渡辺球団会長批判

 衝撃的な内部告発を受けた巨人・渡辺恒雄球団会長はこの日、取材には一切応じなかった。東京・銀座の読売新聞本社前には約20人の報道陣が集結。同会長は午後9時すぎ、パイプをくわえながら車で退社。都内の自宅に戻ったが、そこでも対応はしなかった。逆に意味深とも取れる沈黙。今回の事態を受け、同会長が再び球団オーナーに復帰する可能性も出てきた。

 渡辺会長がオーナー職を辞したのは04年8月。明大・一場靖弘投手(現ヤクルト)へのスカウト活動で不正行為があったとし、責任を取る形で辞任した。その際は「野球ファンのご理解を得た上で、新たな決意を持って真摯(しんし)に野球の発展に力を注いでいく所存」とコメント。自身も周囲にオーナー職への復帰意欲を漏らしていたという。翌05年6月に球団会長に就任。約10カ月で表舞台に復帰した。今回、桃井オーナーを同職から外す内示をしながら後任を示さなかったのも、自身の復帰を念頭に置いていたとも取れる。

 球界との長い関わりの中で、数々の「放言」でも知られた渡辺会長。球界再編騒動の渦中の04年7月には、選手会側が話し合いを求めていることに「無礼なことを言うな。分をわきまえなきゃいかんよ。たかが選手が」と発言。03年に原監督が辞任した際には「読売グループ内の人事異動」と話した。権力があるからこその発言。今回の清武代表の反乱に対しても、読売新聞グループ本社会長・主筆、球団会長という立場をもって、再びオーナー職に返り咲くことで抑え込みに動く可能性は十分に考えられる。




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<巨人>「影響力の強いお二人、残念ですね」原監督も困惑

<巨人>「影響力の強いお二人、残念ですね」原監督も困惑
 巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)が11日、記者会見を開き、渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆)のチーム人事への介入を「プロ野球を私物化している」として痛烈に批判した。一方で代表職の辞任は否定しており、巨人の球団運営が混乱することも予想される。秋季キャンプ中の宮崎で会見した原監督も困惑の色を隠せなかった。
 原監督はこの日、所用で戻っていた東京から、夕方過ぎにキャンプ先の宮崎市に戻り、宿舎のホテルで取材に応じた。

 清武代表の告発については「100%把握していない」としつつも、「非常に影響力の強いお二人(渡辺会長、清武代表)、少し意見が……というところがある。残念ですね」と、言葉を一つ一つ選ぶように話した。

 チーム内に動揺が起きることが心配されるが、原監督は「そういう選手もいるかもしれないが、我々の仕事は強いチームを作ること。その部分に集中してやるのがジャイアンツのプレーヤーだと思う」と話した。

 清武代表の会見で、ヘッドコーチとしてOBの江川卓氏の名前が出たことには、「我々にとって大事な先輩、大事な功労者。ご迷惑が掛かっていなければいいな、とは思う」と気遣いも。終始、神妙な表情で5分そこそこで取材を打ち切った。




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江川卓氏、巨人ヘッド就任の可能性を否定

巨人・清武代表が会見で渡辺会長が来季のヘッドコーチとして招へい交渉を開始したと明かしたOBの江川卓氏(野球評論家)は11日、日本テレビを通じてコメントを発表した。

 「大変名誉なことだと思います。ただし、このような状況では、多くの関係者にご迷惑を掛けてしまうことになるので、お受けするのは難しいと思います」と就任の可能性を否定した。



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確実な犠打と投手起用が最大の見所!? 鷹と竜が相まみえる日本Sの行方。

 
 8勝4敗。  2009年からの交流戦におけるソフトバンクの、中日との対戦成績だ。これは即ち、秋山幸二監督と落合博満監督の対戦成績でもある。
 今年の交流戦は3勝1敗。数字が物語るように、日本シリーズでも「ソフトバンクが圧倒的有利」との声が多い。
 だが、この過去3年の通算成績を詳細にたどると、意外にも両チームの力が拮抗していることが窺える(カッコ内は今季の成績)。
 得点=ソフトバンク 45(14)、中日 38(8)
  安打=ソフトバンク 92(31)、中日 93(26)
  本塁打=ソフトバンク 7(2)、中日 6(2)
  犠打=ソフトバンク 16(6)、中日 6(0)
  打率=ソフトバンク  .242(.254)、中日  .237(.206)
  防御率=ソフトバンク  2.94(2.06)、中日  3.48(3.18)

強力打線のソフトバンクは“繋ぎの野球”を想定練習。

 今季こそ、明らかにソフトバンクが中日を上回っている。しかし、防御率を除けば抜群と言える数字はほとんどない。
 中日にしても、ソフトバンクにこそ防御率は3点台だが、シーズンではリーグトップの2.46を記録しており投手力に自信を持っている。つまり、ソフトバンクは強力打線で相手をねじ伏せられる可能性は低い、となる。
 攻撃面でカギとなるのは、打撃を「線」にすること。いかに繋ぎの野球ができるか、が重要となってくる。
 そのことを見越してか、秋山監督は先に動き出した。
 11月8日、ソフトバンクは徹底的にバント練習を行った。従来、その役割を担う川崎宗則、本多雄一のみならず、小久保裕紀、松中信彦、多村仁志など、主力選手のほとんどが、マシンをはじめバスターやエンドランなど実戦形式でのバント練習に精を出した。
 「いつもやっていること」と指揮官は言う。しかし、この練習には悲壮感も見え隠れする。

「打てない中日」の強さの源泉は確実なバントにあり。

 今季、リーグ3位の147の犠打を決めているとはいえ、そのほとんどが本多(53)と細川亨(34)によるもの。小久保、松中、多村、内川に至ってはゼロだ。緊迫した戦いが続くであろう日本シリーズで、彼らが的確に犠打を決められるかは断定できない。
 その点、中日は犠打に関しては徹底している。“お家芸”と言ってもいいくらいだ。
 チーム総数はソフトバンクを上回る164。チームトップの井端弘和(31)を筆頭に、大島洋平(19)、森野将彦(13)、谷繁元信(12)、荒木雅博(10)と、スタメンの半数以上が10以上の犠打を記録した。
「平田(良介)のような長距離ヒッターにも、バントができなければ2軍に落とすという徹底した方針が落合(博満)監督にはあります。ですから、選手たちは自然と繋ぐ野球を意識するようになるんです」
 通算犠打の世界記録を持ち、昨年まで二軍監督を務めていた川相昌弘は、かつてこのように話していたことがある。
 その平田にしても、今季は7つの犠打を決めている。主力、控え問わず、選手全員が落合の掲げる野球を認識し、実戦でも確実に行える技術を身につけている。これこそが、「打てない中日」の強さの源泉でもあるのだ。

初戦の先発はソフトバンクは和田が濃厚、中日は……?

 犠打を起点とした攻めは中日に分があるとすれば、ソフトバンクは相手を凌駕する潤沢な投手力でゲームを支配してくるだろう。
 エースの和田毅に最多勝のホールトン、防御率1点台の杉内俊哉に先発転向1年目に14勝を挙げた攝津正と、特に先発陣は安定した力を誇る。
 何より、クライマックスシリーズ(以下CS)をローテーション通りに勝てたため、日本シリーズでの投手起用に頭を悩ませる必要がない。さらに、第1戦の先発が濃厚の和田は、'09年以降の中日戦の成績が3勝無敗、防御率0.98と圧巻の数字を残している。
 中日は、本来ならば初戦のマウンドを、ソフトバンクとの対戦成績が2勝無敗、防御率も1.93と安定しているエースの吉見一起に任せたいはずだ。しかし、CS5試合で中3日を含む2試合に登板させた現実から目を背けるわけにはいかない。いくらシリーズまで中5日空いているとはいえ、彼の勤続疲労を考慮すれば第2戦以降に回したほうが無難だ。

落合監督にとっては大事な初戦も「7分の1試合」!?

 そうなると、初戦の先発はチェンが妥当となる。データだけで見ると、'09年以降のソフトバンク戦の成績が5試合で1勝3敗、防御率は4.12とはっきり言って悪い。
 しかし、時としてエース同士の潰し合いを避けるのも落合野球の神髄のひとつでもある。
 それは、レギュラーシーズンの開幕投手の起用からも見て取れる。'04年は、それまで中日では1軍登板機会がなかった川崎憲次郎を、'09年には中継ぎの浅尾拓也を先発マウンドに上げ周囲を驚かせた。指揮官が理想とする投手がいなかったが故の苦肉の策でもあったが、落合監督は初戦よりも2戦目、3戦目を重要視するタイプ。「144分の1試合」と捉えるシーズン同様、日本シリーズでも「7分の1試合」として考えているのだとすれば、非常に不気味だ。
 12年ぶりとなる両者の対決は、12日から始まる。
 ソフトバンクは8年ぶりの戴冠を手にし、プレーオフで負け続けた悔しさを浄化させることができるのか? 中日は落合政権最初で最後の完全なる日本一でシーズンを締めくくることができるのか?
 2011年の最終決戦。王者となるのは、犠打と先発投手起用を支配できたチームになるだろう。



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巨人・高橋由は1億8千万減で契約更改

巨人・高橋由は1億8千万円減で更改「後がない気持ち」
巨人・高橋由は1億8千万減で契約更改
 巨人・高橋由伸外野手が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億8千万減の1億7千万円でサインした。

 4年契約の最終年となった今季は打率・246、15本塁打。チームも2年連続で優勝を逃し「勝てなかったことは悔いが残るし、結果を残せず責任がある」と、不本意なシーズンを振り返った。来季の契約は1年で「後がないという気持ちでやっている。(来年も)同じ気持ちでやりたい」と、悲壮な決意を口にした。




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桑田氏、DeNA新監督へ前向き「この2、3年の間にはユニホーム着たい」

桑田氏「2、3年の間に」現場復帰意欲
桑田氏、DeNA新監督へ前向き「この2、3年の間にはユニホーム着たい」
 横浜DeNA(ディー・エヌ・エー)の新監督候補に浮上している桑田真澄氏(43)が9日、都内で「ウイスキー ラバーズ アワード2011」に出席後、取材に応じ、プロ野球界復帰に意欲を示した。DeNA側から監督要請を受けた場合は、受諾することが濃厚な状況となってきた。
 桑田氏が4年ぶりに球界に復帰する未来図が見えてきた。この日、都内で取材に応じると「そろそろプロ野球の世界に戻りたい。この2、3年の間にはユニホームを着たい」と明かした。

 桑田氏については新規参入を表明しているDeNAが古田敦也氏(46)、佐々木主浩氏(43)らとともに新監督候補に挙げているとみられる。これについて「野球人としてありがたい。評価して頂いているということ」と素直に感謝した。既にD社からは監督就任を要請する可能性があることを伝えられている、という情報があり、桑田氏に近い関係者も「あったともなかったとも言えません」と否定しない。

 小さな体で奮闘した。大けがを克服し、巨人、パイレーツでプレーし、08年3月に引退した。引退後は早大大学院スポーツ科学研究科でスポーツマネジメントを学んだ。プロ野球の歴史や運営方法、少年野球からソフトボールまで現場にも赴いた。

 横浜は4年連続最下位と低迷を続けている。D社からの接触はまだない、と断った上で「だからこそこれから上がっていく可能性がある」と前向きにとらえた。指導者経験がないことには「コーチをしたから、いい監督になる保証はない」と動じない。

 ソフトバンクの王貞治会長と会談し「野球界全体が良くなるためにどうすべきか」と助言されたという桑田氏。GM就任が有力な高田繁氏とは巨人時代にヘッドコーチと選手の関係だった。球界の活性化にもなる“桑田新監督”。就任要請を受ければ受諾する可能性は高い。




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