雲一つない青空の下、剛腕のプロ生活が幕を開けた。午前9時50分、ランニングから始まった新人合同自主トレは、午後3時まで約5時間。清武球団代表ら球団首脳が見守る中、声を張り上げながらメニューをこなし、「1つ1つに緊張感があったけど、楽しかった。コンディションは例年に比べていい」と汗を光らせ、充実感をにじませた。
ダッシュにキャッチボール…。鍛え上げた強じんな下半身をフルにいかした力強い動き。大物ルーキーの一挙手一投足に、誰もがくぎ付けになったが、いち早く反応したのは、監督、コーチ生活28年で17度のリーグ優勝に導いた伊原SAだった。序盤のランメニューを見てすぐ、体を乗り出した。「野茂タイプ。珍しいよ。エースというのは、そういう投手ばかり。俺もコーチ歴が長いと、足とか走り方を見ちゃう。いかにも馬力がある」。トルネード右腕の現役時代の1年目と同じ108センチまで膨れあがったヒップに熱い視線を注いだ。
伊原SAは“西武の頭脳”として近鉄時代の野茂(1990~94年=78勝)を間近で見てきた。「違いはフォークが落ちるかどうか。あれだけのフォークを持っていたら、間違いなくエース」と分析。沢村のフォークは球速140キロ超ながら、落差は小さい。しかし、今後、磨きがかかれば1年目で18勝をマークした右腕同様の成績を残すだけの可能性を感じ取った。新人右腕も、その評価を耳に「日本人みたいな体じゃない。ノーヒットノーランを2回もやってるし、すばらしい印象がある」と理想像の1人に加えた。
合同自主トレのテーマは“脱プライド”だ。「大学時代とメンバーも違うし、切磋琢磨(せっさたくま)してやっていきたい。ドラフト1位という肩書はなしに、今は他の11人と横一線。負けないように頑張っていきたい」。ドラフトはもう過去のこと。「1年目から勝負」と言い切った。
1軍で結果を残すためには、強じんな下半身と上半身の肉体のバランスが重要な鍵となる。「今のところ順調と言えば順調だけど、やるべきことは、まだたくさんある」と言い聞かせた。当面の目標は開幕1軍。常々、口にするのは「目の前のことを1つ1つクリアしていく」姿勢だ。それを貫き、近い将来、巨人だけでなく球界を背負うエースへと上りつめる。
◆巨人・川口投手総合コーチ「欠点をあげるとしたら、あの投げ方だと力んだときにボールが浮く。胸を早く前にたたみやすい。素質は感じるし、修正はできる」
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