佑ちゃん、梨田監督相手にブルペン投球

　日本ハムのドラフト１位・斎藤佑樹投手が２日、沖縄・名護でのキャンプ２日目、ブルペンで梨田監督を相手に、投球練習を披露した。キャッチボール15球の後、座った指揮官に投じた３球は、すべてストライク。梨田監督も思わず「ナイスボール！」と声をかけ、満足そうだった。その後も今成、鶴岡らを相手に、スライダー、カーブを交え計38球を投げ、好調な仕上がりを見せた。

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ダルビッシュ 斎藤の「裏の顔を暴きたい」

　日本ハムのエース、ダルビッシュが斎藤を丸裸にする。斎藤フィーバーを楽しんでいる様子のエースは報道陣に囲まれると「（斎藤の）表の顔はみんなが知っているので、裏の顔を暴きたい」とヤンチャそうな笑みを浮かべた。

　自らはルーキーだった０５年キャンプに喫煙問題を起こした経緯もあって、優等生キャラの斎藤を「人間の質が違う」と分析していた。だが、ツーショットでの会話を繰り返したこの日は「似ているところがあるのかな」と意味深な発言も飛び出した。

　一方で、自身は３年連続でキャンプ初日からブルペン入り。立ち投げとはいえ、貫禄の４０球を投げ込むと「自分の中では普通と思ったが周りからは“良かった”と言ってもらえた」と振り返った。今年から導入される統一球についても「変化球が曲がりやすい」としながら「投げていけば修正できる」と問題なしを強調。ダルビッシュに今年も死角はなさそうだ。

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