2010年11月13日土曜日

佑ちゃんが2人!?日本ハム影武者大作戦

 日本ハムがドラフト1位指名した斎藤佑樹投手(22)=早大=に、“影武者”を用意するプランがあることが10日、分かった。来年2月の沖縄・名護キャンプは斎藤フィーバーの過熱が必至。パニックを未然に防ぐための安全対策だ。過去には西武が松坂大輔投手(30)=現レッドソックス=、雄星投手(19)の入団時に計画。パ・リーグの“大物ルーキー企画”として定着しそう?

 超ド級大物ルーキーの入団を、喜んでばかりはいられない。“どう育成するか”の責任同様に日本ハムを悩ませているのが、“どう安全に過ごさせるか”だ。

 それは斎藤だけでなく、ファンのためでもある。沖縄・名護のキャンプ施設は、メーン球場とブルペンなどの間に距離がある。しかも通路には選手とファンが共用する部分もあり、斎藤の移動時には将棋倒しなどの事故につながるケースが懸念される。

 「事故が起きてからでは遅い。来年のキャンプは大変なことになりそうだから、松坂選手のときのように、影武者を用意するかもしれません」(球団関係者)

 混乱を未然に防ぐための策が“影武者”の起用だ。候補は来季5年目の右腕・植村。球団関係者が「植村は斎藤君に似ているんじゃないか」と指名するように、1メートル76、76キロの斎藤に対し、植村は1メートル80、80キロと同じような体形で1988年生まれの同い年。りりしい顔立ちも共通する。

 過去には松坂(現レッドソックス)が西武に入団した1999年の春季キャンプで、松坂のユニホームを着た谷中がファンを引きつけ球場を脱出した。この前例にならい、植村が移動時に背番号「18」のユニホームを着ることでファンの目を惑わせ、黄金ルーキーの移動による混乱を防ぐというものだ。

 1軍未勝利の植村は「似てないッスよ。向こうはスターですよ」と困惑しながら「すごく勉強しているらしいですね。学ぶことは多いと思う。いろいろ聞いてみたい」と対面が待ち遠しい様子。昨年、西武が雄星に“松坂フィーバー再び”と影武者を企画するも、影武者候補の方が先に1軍昇格を果たすというオチがあっただけに、こちらの関係の行方にも注目だ。

 また、日本ハムの山田GMは「確かに、あそこは移動が大変。誰かがおんぶしていけばいいんじゃないかな」と“人力移動プラン”を披露。斎藤パニック回避へ、球団関係者のだれもが対応策を練りはじめている。

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遼、桑田氏の“失敗のススメ”胸に優勝だ!

 石川遼(19=パナソニック)が10日、元プロ野球選手の桑田真澄氏(42)から“失敗のススメ”を受けた。スポニチ後援三井住友VISA太平洋マスターズ(11日開幕、静岡・太平洋C御殿場C)のプロアマ戦に出場し、桑田氏と大相撲の元横綱・花田勝氏、元テニス選手の杉山愛さんとラウンド。桑田氏からは同じように10代から活躍したアスリートとして、先週から取り組み始めたスイング改造についても後押しを受けた。

 自分がこれから進むであろう道を歩いてきた先輩の金言は、石川の胸にぐっと響いた。6時間以上かかったプロアマ戦の間に、初対面の桑田氏に質問をぶつけ、貴重な経験談を聞かされた。石川が特に聞きたかったのは、スイング改造への取り組み方についてだった。

 石川「桑田さんもフォームを大きく改造したりしたんですか?」

 桑田氏「いつもだったよ。さらに上を目指すためには大事なこと。失敗もあるけど、自己満足してしまったらそこまでだから」

 あえて賞金王争いの最中に新スイングに挑むことを決めた石川は「背中を押してもらった感じでうれしかった」と相通じる考え方を聞き喜んだ。

 桑田氏は高校1年生で出場した83年夏の甲子園で15歳で優勝投手となり、85年のドラフトでは早大進学を希望しながら巨人入り。プロでは10代で沢村賞を受賞した。石川も高1でツアー初優勝を飾って、早くも賞金王に上り詰めた。アマチュアから注目を浴びてきた点でも共通する2人。桑田氏からは期待を込めて「ゴルフでも人生でもどんどん失敗してください」とエールを送られた。

 ただし、逆転賞金王を狙う石川にとって、今季残り4試合は容易に失敗の許される状況でないことも確かだ。賞金ランク首位の金庚泰とは約4000万円差。一昨年5位、昨年は4位と相性のいい今大会は差をつめるチャンス。そんな石川に向けて、先輩がもう一つメッセージを残した。

 桑田氏「スイング改造しながらでも結果を出すのが本当のスーパースターだよ。頑張りなさい」

 石川もスイング改造を言い訳にするつもりはない。「初日から優勝という2文字を目指してプレーしたい」。桑田氏の言葉を胸に頂点を見据えた。

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覇権奪回へ!原監督、新打線は「3番・坂本」

 3番を奪い取れ!宮崎で秋季キャンプを行っている巨人の原辰徳監督(52)が10日、昨年5月から主にリードオフマンを任せている坂本勇人内野手(21)を、プロ5年目となる来季は3番で起用する可能性を示した。今季はシーズン終盤の打線の低調が響いて、3位に低迷。覇権奪回に向けて固定観念を捨て去り、柔軟な発想で新打線を考案していく構えだ。

 3位からのV奪回のため、固定観念は捨てた。新打線の目玉は、ここ2年はリードオフマンとして定着していた坂本だ。原監督は「形だけで3番を打たせるのは簡単。勝ち取るのは簡単ではないが十分に力はついてきた」と3番昇格を示唆した。

 今季、坂本は主に1番で打率・281も、自己最多の31本塁打で85打点をマーク。極度の打撃不振だったシーズン最後の3試合でさえ、原監督は先発から外さずに「勝負強さ」を買って6番で起用したほど期待は大きい。6日から前日までの秋季キャンプ第1クールでは坂本に個人指導も行った指揮官は「チームバランスを念頭に打線を考える」と戦力が整ってから結論を出す方針も、坂本を中軸に据える可能性は高い。

 坂本が中軸を打てば打線全体の課題も克服できる。昨季に5番に定着して25本塁打を放って日本一に貢献した亀井が今季は打率・185。原監督が「6番以降の方が打線の厚みが増す」と希望していた阿部が8月以降は5番に固定された。阿部は自己最高の44本塁打も、昨年のようにシーズン終盤に打線が爆発的な得点力を発揮することなく、夏場以降に不振が続いた先発陣をカバーできずにV逸。1番候補は長野、脇谷、松本、鈴木ら人材は豊富で、坂本、ラミレス、小笠原のクリーンアップが実現すれば阿部を6番以降に回せ、負担を軽減できる。

 今キャンプの課題に打撃とスローイングの確実性を掲げている坂本は「そうなれば(中軸を打てれば)いいけど自分が決めることじゃない。来年のことは考えられない」と無関心を強調。常勝軍団の中心打者となるため、21歳はこの秋も無心で汗を流す。

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