貯金シリーズが終わり、16日から巨人にとって正念場が待ち受ける。中日3連戦(ナゴヤドーム)→ヤクルト3連戦(東京ドーム)→阪神3連戦(東京ドーム)の9試合。ここで完全復調するか、ストーブ再燃となるか、岐路になる。
世の中はお盆休みが終わり、帰省のUターンだが、巨人にはおいしいゴールデンカードの連続、貯金シリーズにピリオドが打たれた。2日からの阪神3連戦。1敗の後に2連勝してからこれ以上ない理想的なスケジュールだったのだ。カモの広島に今季通算7連勝になる3連勝、横浜に2連勝で計7連勝。ここで一息ついて8連勝は逸したが、今度はまたまた広島3連戦で2勝1敗と勝ち越した。
「このままいって原監督の続投は決まるかな。もうナベツネさん(渡辺恒雄球団会長)詣でをする必要なくなるかな」。G番記者からはこんな希望的な観測が流れ出しているが、楽観は許されないだろう。
「巨人が復調したわけではなく、広島、横浜、広島とカモが続く日程的な運に恵まれただけ。その間に首位のヤクルトが急降下したから、巨人が急浮上したような格好になった」。外野席からの冷水をかけるような声には説得力がある。広島は巨人にとって、今季最大のお得意様だ。10勝4敗1分けで貯金6。横浜にも7勝5敗だ。
16日から3連戦の中日には5勝4敗と辛うじて1つだけ勝ち越しているが、全く予期せぬ泥沼にはまり込んだ中日もようやく立ち直りの気配を見せている。しかも、オールスター後初対決になる。昨年、9連敗を喫した鬼門・ナゴヤドームでの3連戦だけに、巨人にとって気を抜けない。落合中日を生き返らせれば、逆に原監督の方は再び進退問題に火が付きかねない。
中日3連戦後の移動日なしの首位・ヤクルトとの3連戦の重要性は言うまでもないだろう。4勝9敗4分けと今季は完全に圧倒され、苦手意識が染みついている。快進撃が止まったヤクルトを叩き、混戦状態に持ち込めるか。それとも再びヤクルトをよみがえらせることになるのか。今季の命運のかかった3連戦になると言ってもオーバーではない。
1日おいて23日からの阪神3連戦。ここまで7勝8敗と負け越している。日程的に恵まれた貯金シリーズから一転して復調が本物かどうか試される生き残りをかけた9試合。G番記者の巨人・渡辺球団会長詣でが再開されるかどうかも、その結果で決まることになる。
「このままいって原監督の続投は決まるかな。もうナベツネさん(渡辺恒雄球団会長)詣でをする必要なくなるかな」。G番記者からはこんな希望的な観測が流れ出しているが、楽観は許されないだろう。
「巨人が復調したわけではなく、広島、横浜、広島とカモが続く日程的な運に恵まれただけ。その間に首位のヤクルトが急降下したから、巨人が急浮上したような格好になった」。外野席からの冷水をかけるような声には説得力がある。広島は巨人にとって、今季最大のお得意様だ。10勝4敗1分けで貯金6。横浜にも7勝5敗だ。
16日から3連戦の中日には5勝4敗と辛うじて1つだけ勝ち越しているが、全く予期せぬ泥沼にはまり込んだ中日もようやく立ち直りの気配を見せている。しかも、オールスター後初対決になる。昨年、9連敗を喫した鬼門・ナゴヤドームでの3連戦だけに、巨人にとって気を抜けない。落合中日を生き返らせれば、逆に原監督の方は再び進退問題に火が付きかねない。
中日3連戦後の移動日なしの首位・ヤクルトとの3連戦の重要性は言うまでもないだろう。4勝9敗4分けと今季は完全に圧倒され、苦手意識が染みついている。快進撃が止まったヤクルトを叩き、混戦状態に持ち込めるか。それとも再びヤクルトをよみがえらせることになるのか。今季の命運のかかった3連戦になると言ってもオーバーではない。
1日おいて23日からの阪神3連戦。ここまで7勝8敗と負け越している。日程的に恵まれた貯金シリーズから一転して復調が本物かどうか試される生き残りをかけた9試合。G番記者の巨人・渡辺球団会長詣でが再開されるかどうかも、その結果で決まることになる。