2011年5月19日木曜日

円谷が決勝打!巨人、九回逆転で交流戦白星発進

円谷が決勝打!巨人、九回逆転で交流戦白星発進
 (交流戦、楽天3-4巨人、1回戦、巨人1勝、17日、Kスタ宮城)巨人はルーキー沢村が6回3失点と振るわなかったが、九回に矢野の適時打で同点、さらに満塁から円谷が決勝打となる適時打を放ち、逆転勝ちで交流戦白星発進となった。
 気合が空回りした。交流戦の“開幕投手”に抜擢(ばってき)された沢村だったが、立ち上がりから苦しんだ。

 「相手も変わるので、心機一転頑張りたい。僕が点を取られなければ負けない。粘って粘っていきたいです」

 開幕直前に右ふくらはぎを負傷した阿部が、この日から1軍復帰。中大バッテリーが公式戦では初めてお披露目されたが、一、二回と三塁まで走者を進める苦しい立ち上がりとなった。

 何とか無失点に抑えたてきたが三回、一死満塁のピンチに中村の中前適時打で先制点を許すと、直後の暴投でさらに2失点。序盤で早くも3点を失った。

 尊敬してやまない阿部の復帰戦でもあり、自身も3連敗中と悔しい思いが胸をくすぶっていた。「勝ちたい」。勝利に飢えていた。

 この日は最速155キロをマークしたが、四回までに4四球と制球力に欠けた。打線も沢村を援護できず、五回までに2安打。たった39球で岩隈に料理されたが、五回で岩隈が降板。これで流れが変った。

 七回、二死一、三塁から捕逸の間に1点を返すと、なおも長野の右前適時打で1点を追加。2-3とし、1点ビハインドで迎えた九回、二死から阿部が中前打でチャンスを作ると、矢野の適時打で同点。さらに満塁から円谷が右前に適時打を放ち逆転に成功。八回まで4安打に抑えられていた打線が、土壇場で奮起した。


プロバイダ選びに疲れた!そんなあなたはコムズへGO!

阿部「5番・捕手」で復帰!「準備はしてきた」

阿部「5番・捕手」で復帰!「準備はしてきた」
 ◇交流戦 巨人―楽天(2011年5月17日 Kスタ宮城)

 頼もしいキャプテンが帰ってくる。右ふくらはぎ肉離れで離脱していた巨人・阿部が16日、チームとともに仙台入り。17日の楽天戦(Kスタ宮城)で5番・捕手で今季初先発する。

 「少しでも点に絡めるようにやっていきたい。僕はあしたが開幕ですけど、チームはもう開幕しているし、すんなり入っていけるように準備はしてきた。できることをやるだけです」

 高橋由、小笠原、亀井…。続々と主力野手が故障で離脱する状況で、阿部がチームのど真ん中で復帰する。原監督は「阿部は5番でいきます」とクリーンアップ起用を明言した。すでに3番に据えた坂本、4番・ラミレスに加えて5番に阿部の主軸3人。当初、復帰直後は6、7番での起用を検討していたが、離脱者続きのチーム状況を受け攻守の要の重圧のかかるポジションでの起用を決めた。

 阿部の復帰でクリーンアップ前後の用兵に関して指揮官は「長野の1番?それは考えてない。6番は大事なポジションだから。3、4、5のあとは重みがある」と発言。あえて打線の中軸に力を固めるオーダーで、苦境を乗り切る。


プロバイダ選びに疲れた!そんなあなたはコムズへGO!