2011年8月6日土曜日

AKB48高橋みなみ、米アーティストMVで“七変化”

AKB48高橋みなみ、米アーティストMVで“七変化”
 アメリカ人アーティスト・JAMILの新曲「The Rock City Boy」のミュージックビデオ(MV)に、人気アイドルグループ・AKB48の高橋みなみが出演し、CAや巫女、お嬢様などに変身していることが4日、わかった。AKB48の作品以外のMVに出演するのは初めてという高橋が、凛としたCAや可愛らしいお嬢様などを熱演している。
 JAMILが何度か出演していた音楽情報番組『Mujack』(関西テレビ系)で、番組MCを務めている高橋がMVのイメージにぴったりということから、『Mujack』プロデュースのもと今回のコラボレーションが実現した。同楽曲は、言葉や文化が違っても音楽を通して通じ合えるというメッセージが込められており、MVでは、アメリカから来日したばかりという設定のJAMILが、行く先々で出会う日本人の女の子(高橋)に心奪われていく姿を描く。

 今回のコラボに「JAMILさんとは初めて番組の収録でご一緒したときも、面白い人だなーって。こうやってまた一緒にお仕事させていただくこともご縁だなって思いますね」と喜んだ高橋。様々な衣装での出演に「実は巫女さんは2回目なんですよ。ドラマでやりましたね。その時は着てみてしっくりこなかったけど、今は大人になったからでしょうか? しっくりきてます(笑)」と満足げ。JAMILも「高橋みなみさんと共演できて、まさに歌のコンセプト通りに国境を越えたMVを制作できたということが何よりも嬉しいです」と喜んだ。

 「The Rock City Boy」はJAMILの1stアルバム『アメリカン少年』に収録されており、テレビ東京系アニメ『フェアリーテイル』の7月~9月度のオープニング曲、そして『Mujack』の8月度エンディングテーマ曲に起用されている。
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巨人・内海、8回無失点で11勝目!小笠原は今季本拠地初アーチ

巨人・内海、8回無失点で11勝目!小笠原は今季本拠地初アーチ
 (セ・リーグ、巨人2-0阪神、15回戦、阪神8勝7敗、4日、東京ドーム)五回まで僅か1安打と阪神・岩田に抑えられていた巨人打線だったが、六回二死満塁でラミレスが四球を選び、押し出しで貴重な先制点を奪った。小笠原の今季本拠地初アーチとなる2号ソロでリードを広げると、復帰初戦の内海は8回4安打無失点という完璧な投球内容。見事、リーグトップの11勝目を飾った。
 左腕エースが大観衆の前に戻ってきた。左肩打撲で離脱していた内海の復帰の舞台は、伝統の一戦。力強い投球フォームで阪神打線に向かった。

 「チームに迷惑をかけてしまったので、その分もがんばらないといけないです」

 前半戦でリーグトップの10勝を挙げた男が球宴でアクシデントに見舞われた。7月24日のオールスター第3戦(Kスタ宮城)。楽天・嶋の痛烈な打球が左肩を直撃してしまった。

 翌25日になっても腫れが引かず、原監督は「抹消します。一度(先発登板を)飛ばすということでいいと思います」と、出場選手登録から外す苦渋の決断を下した。

 「チームを離れてしまうことは悔しい。万全にして戻りたい。しっかり治療すれば(最短の)10日間で戻れると思う」と内海は調整に務め、最短での実戦復帰、つまりこの日の先発マウンドに照準を合わせた。1軍に帯同しながら調整を続け、30日にブルペンでの投球練習を再開。順調なステップを踏み、ようやくマウンドに上がった。

 八回を終えて降板して4安打無失点の好投。川口投手総合コーチは「今季の中でもいい投球といっていい。マウンドで充実していると思う」と評価した。

 前半戦のように、チームを引っ張っていけるか。内海の後半戦が“開幕”した。

 2-0で阪神に連勝した巨人が借金を5に減らした。
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藤川 サヨナラ被弾もサバサバ「あすからしっかり」

藤川 サヨナラ被弾もサバサバ「あすからしっかり」
 ◇セ・リーグ 阪神2-3巨人(2011年8月3日 東京D)

 勝利へのシナリオは、いとも簡単に崩れた。9回に阪神・藤川が伏兵・古城にまさかのサヨナラ弾を浴びた。今季初黒星で、5月4日巨人戦(東京ドーム)の実松に続き、シーズンに2度サヨナラ打を許すのは自身初。「勝負事なので負けることもある。真芯でとらえられた。あすからしっかり頑張るだけ」と、相手を称えるしかなかった。

 方程式が破綻したのは、1点リードの8回だ。3番手の小林宏が、前日に続き、高橋由に同点ソロを被弾。「警戒はしていた」と言うが、連日のリリーフ失敗に「かなり悔しい。2日連続同じことをしているので…」。そして最後は、悪夢が待っていた。

 「(小林宏は)苦手意識をつくったらあかんやろ。(打者はどれだけ打っても)3割しか打たんのやから」と真弓監督。勝てば4月23日以来の貯金生活となる一戦だったが、5度目の挑戦でまたも壁を突き破ることはできなかった。「(貯金は)そう意識はしていない」と話す指揮官だが、必勝リレーの両輪が打たれての敗戦。痛くないはずがない。
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ソフトバンク和田、左腕最速の100勝到達

 (パ・リーグ、オリックス3-4ソフトバンク、11回戦、オリックス6勝4敗1分、3日、京セラドーム)投じた117球中、140キロ台の直球は3球だけ。緩急ではなく、まさに“緩緩”の妙で打者を打ち取っていく。持ち味全開の投球で、左腕としては史上最速となるプロ200試合目で通算100勝目を達成したソフトバンク和田は試合後、声を弾ませた。

 「素直にうれしい。自分としては不甲斐ない投球でしたが、打線が点を取ってくれた。感謝しています」

 一回にいきなり5安打で3失点。だが、二回から七回までは無失点と別人のように立ち直ると、り、打線も力投の左腕を援護。四回に同点に追いつき、六回には松田の適時二塁打で勝ち越した。

 島根・浜田高3年時に夏の甲子園で8強に進出したが、当時は「130キロ、出なかった」。進学した早大では、卒業論文で投球時の身体の使い方をコンピューターで解析するなど、そのメカニズムを徹底的に追求。今年2月の宮崎キャンプでも、表面の皮が滑りやすい統一球の特性を生かし、カーブに磨きをかけるなど探求心は30歳の今もとどまるところがない。

 「これから、どこまで行けるかは分からないですが、また101、102と、1つずつ積み重ねていきたい。それが、自分の持ち味ですから」

 順調なら、今季中にも海外移籍が可能になるFA権)を獲得する。メジャーへのあこがれが強い左腕にとって左腕最速100勝の“勲章”は、絶好のセールスポイントになりそうだ。
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巨人が今季3度目のサヨナラ勝ち

“35歳”巨人・古城が球児からサヨナラ弾!長野は先制打
 「巨人3‐2阪神」(3日、東京ド)
 巨人が今季3度目のサヨナラ勝ち。2‐2の九回、先頭の古城が藤川から右翼席に1号本塁打を放った。1‐2の八回、高橋由が2試合連続の6号ソロを放ち、同点としていた。自身初のサヨナラ本塁打を放った古城は「初球を見て、速いなと思った。バットを短く持って基本的なことをしました」と振り返った。
 阪神は借金1に逆戻り。1点を追う六回、ブラゼルの適時二塁打で同点。七回、代打・桧山の適時打で勝ち越したが、八回に小林宏が同点ソロを浴び、九回は藤川が打たれた。
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