2011年8月6日土曜日

巨人・内海、8回無失点で11勝目!小笠原は今季本拠地初アーチ

巨人・内海、8回無失点で11勝目!小笠原は今季本拠地初アーチ
 (セ・リーグ、巨人2-0阪神、15回戦、阪神8勝7敗、4日、東京ドーム)五回まで僅か1安打と阪神・岩田に抑えられていた巨人打線だったが、六回二死満塁でラミレスが四球を選び、押し出しで貴重な先制点を奪った。小笠原の今季本拠地初アーチとなる2号ソロでリードを広げると、復帰初戦の内海は8回4安打無失点という完璧な投球内容。見事、リーグトップの11勝目を飾った。
 左腕エースが大観衆の前に戻ってきた。左肩打撲で離脱していた内海の復帰の舞台は、伝統の一戦。力強い投球フォームで阪神打線に向かった。

 「チームに迷惑をかけてしまったので、その分もがんばらないといけないです」

 前半戦でリーグトップの10勝を挙げた男が球宴でアクシデントに見舞われた。7月24日のオールスター第3戦(Kスタ宮城)。楽天・嶋の痛烈な打球が左肩を直撃してしまった。

 翌25日になっても腫れが引かず、原監督は「抹消します。一度(先発登板を)飛ばすということでいいと思います」と、出場選手登録から外す苦渋の決断を下した。

 「チームを離れてしまうことは悔しい。万全にして戻りたい。しっかり治療すれば(最短の)10日間で戻れると思う」と内海は調整に務め、最短での実戦復帰、つまりこの日の先発マウンドに照準を合わせた。1軍に帯同しながら調整を続け、30日にブルペンでの投球練習を再開。順調なステップを踏み、ようやくマウンドに上がった。

 八回を終えて降板して4安打無失点の好投。川口投手総合コーチは「今季の中でもいい投球といっていい。マウンドで充実していると思う」と評価した。

 前半戦のように、チームを引っ張っていけるか。内海の後半戦が“開幕”した。

 2-0で阪神に連勝した巨人が借金を5に減らした。
美顔器

0 件のコメント: