2011年4月27日水曜日

原監督、セットアッパーに越智指名!山口離脱で昇格

越智、26日出場選手登録…ロメロと日替わり守護神
 巨人・原辰徳監督(52)は24日、リリーフ陣の再編成に着手し、守護神ロメロにつなぐセットアッパーとして、越智を指名した。不調で開幕2軍スタートの越智はこの日、東京ドームで行われた練習に合流。シート打撃で復調をアピールし、26日のヤクルト戦(静岡)から出場選手登録されることが決まった。
 この男に頼るしかない。原監督は「越智は明後日(26日)に登録します。役割はセットアッパー。はい上がってくれれば」と明言した。抑えの山口が左胸の張りを訴え、2軍降格する緊急事態。復調気配の右腕に対し、高い期待感を示した。
 越智は開幕前の試合形式練習で打ち込まれ、まさかの開幕2軍スタートとなった。だが、この日のシート打撃では直球の威力、決め球フォークの切れ味も上々。谷、高橋、ライアルから3三振を奪った。
 貯金1とはいえ、チーム状態は決して安泰ではない。開幕直後の構想では久保、ロメロ、山口が“勝利の方程式”となるはずだった。だが、山口が不調に陥り「七、八、九回、3人の新しい形を作らないと」と川口投手総合コーチ。久保、越智、ロメロの新方程式を確立させたい考えだ。
 越智は今月16日に第1子となる長女が誕生したばかり。「家族のためにもがんばります。ここからが大事。しっかり投げたい」と、チームの危機を救うことを誓った。

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キム・ヨナ1年1か月ぶり登場、完璧な演技披露

キム・ヨナ1年1か月ぶり登場、完璧な演技披露
 25日に開幕するフィギュアスケートの世界選手権を前に、公式練習が24日行われ、バンクーバー五輪女子金メダリストの金妍児(キムヨナ)(韓国)が、昨季の世界選手権以来、約1年1か月ぶりに競技会に登場した。

 曲をかけた演技では、完璧な内容を披露し、ブランクを全く感じさせなかった。

 練習序盤は、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)などジャンプの失敗が目立った金妍児だったが、徐々に調子を上げた。ショートプログラム(SP)で使用するバレエ曲「ジゼル」をかけた演技では、得意とする高さとスピードのある3回転―3回転の連続ジャンプを冒頭に決めた。その後も二つのジャンプを見事に成功させ、スピンやステップでも高い表現力を発揮した。

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浦和「水」&「ヤジ」で闘莉王返り討ち!

浦和「水」&「ヤジ」で闘莉王返り討ち!
 J1第7節最終日(浦和3-0名古屋、24日、埼玉)浦和は昨季王者の名古屋に3-0で完勝。505日ぶりに古巣のピッチに戻ってきた名古屋DF田中マルクス闘莉王(30)を「水」と「ヤジ」で攻略した。2試合を終え、2連勝は今季J1復帰の柏だけとなった。
 ピッチにまいた水が乾くまでに勝負を決めた。前半12分、速攻からFW田中がミドルシュートを放ち、こぼれ球をMFマルシオリシャルデスが決めて先制。J再開を待ち望んだ埼玉スタジアムが歓喜に沸いた。

 「いい時間帯にゴールが取れた。ケネディや闘莉王の特徴を潰そうと考えて、守ってカウンターを狙っていた」

 狙い通りの展開に田中はしてやったり。実は試合直前に10分ほど芝に水をまいた。開門前にまくことはあるが、キックオフ直前は初めて。パスの速度が上がり、持ち前のスピードが生きる。一方、高さはあるが俊敏性に欠ける敵の闘莉王には守りにくいピッチ状態。17日の広島との練習試合でテスト済みだった。

 「水」の次は「ヤジ」の洗礼だ。闘莉王がボールを持つたび、浦和サポーターは大ブーイングを浴びせた。イライラが募った闘将はハーフタイムに審判に抗議。09年12月5日の鹿島戦以来、505日ぶりの古巣のピッチで“大歓迎”を受けた。

 ピッチとスタンドが一体となった作戦勝ち。25分に田中が2点目を決めると、後半33分にはFW原口がダメ押し弾。日本代表のザッケローニ監督も視察した試合で、昨季王者を3-0で完封だ。

 だが、喜んでばかりもいられない。観衆は4万2767人。04年以来、7年ぶりにホーム開幕で5万人を割った。10年度決算はクラブ初の2億6000万円の赤字。柱谷GMは「今日のようなゲームをすれば、リピーターも増える。サッカーっていいな、と思ってほしい」と切実だ。次節29日はアウェー仙台戦。原口は「勝負なんで勝たせてもらうけど(被災地に)元気を届けたい」と約束した。


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