2011年5月17日火曜日

<J1>甲府が初勝利 昨季王者の名古屋破る

J1 甲府、復帰初勝利 地元で4年ぶり
 サッカーのJリーグ1部(J1)は15日、第11節の残り4試合があり、4年ぶりにJ1に復帰した甲府が昨季J1王者の名古屋を破り、今季初勝利を挙げた。川崎はジュニーニョと山瀬がともに今季初ゴールを挙げ、鹿島に競り勝った。ガ大阪は福岡に逆転勝ち。福岡は6連敗。浦和とセ大阪は引き分けた。セ大阪は4戦連続のドロー。

 ○…名古屋のダニルソンにとってはほろ苦い復帰戦となった。開幕前の右足骨折が癒えて後半から今季初めて出場し、本来の守備的MFとしてプレーした。しかし、後半25分にDF増川が左太もも裏を痛めてベンチに退き、代わりにセンターバックを務めることに。豊富な運動量と強い当たりが持ち味だが、母国コロンビアでわずかに経験したことがある程度で、甲府の速攻に対応できずに失点を重ねた。ダニルソンは「通常とは違うポジションだったが、改善点は多くあった」と反省しきりだった。

 ○…前半8分に原口の得点で先制しながら、引き分けに終わった浦和。ペトロビッチ監督は「強い相手に引き分けで満足」と話したが「何人かの選手は自分のプレーのレベルに達していなかった」と認めざるをえなかった。パスを引き出す動きが少なく、マイボールになっても展開が遅くなりがち。パスの相手を探しているうちにセ大阪の守備に捕まり、前半は完全に主導権を奪われた。後半、ホームの声援を受け攻めたが、組織的な攻撃は少なく、積極性も勝ち越し点には結びつかなかった。

 ○…引き分けながら、セ大阪と浦和の出来には大きな差があった。「勝てる試合だった」と残念がるセ大阪のクルピ監督。中盤の連係が良く、ボールを奪うと次から次へと選手が動き、パスがつながった。同点ゴールの場面も、清武が出足良く相手ボールを奪うと、ホドリゴピンポンが素早く縦に動いて相手の守りを揺さぶり、シュートコースを作った。

 後半も何回か決定機を迎えながらシュートミスで勝ち越しは逃したが、クルピ監督は「経験を積めば、さらに点の取れるチームに成長する」と、20歳代前半がそろう攻撃陣への手応えを口にした。

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巨人・坂本3打点の活躍!グラは2年ぶり勝利

巨人・坂本3打点の活躍!グラは2年ぶり勝利 
 (セ・リーグ、広島3-4巨人、6回戦、広島3勝2敗1分、15日、マツダ)巨人の3番・坂本が、本塁打を含む2安打3打点と同級生のマエケンを攻略した。グライシンガーは4月16日以来の1軍登板。5回2失点で勝利投手となった。
 巨人は二回、中堅で先発出場した鈴木が守備中に負傷。直後の打席で代打を送られたが、その代打・紺田が二塁打を放つと、坂本が直球を逆らわずに右方向に打ち返し先制点を挙げた。さらに坂本は五回、一死二塁で打席に立つと直球を強振。打球はレフトスタンド上段へ消える特大の2ランとなった。

 投げては先発・グライシンガーが4回まで1安打投球。五回に栗原への四球から、丸の適時三塁打と暴投で2点を失ったが、2009年以来の勝利投手となった。巨人は六回以降は安打0。八回には3番手・久保が栗原から適時打を浴び1点差に詰め寄られた。しかし九回をアルバラデホが締めて来日初セーブ。巨人が今カードを勝ち越した。


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