2011年4月5日火曜日

秀吉が「志村けんのバカ殿のよう」 NHK大河ドラマが喜劇になった

 NHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」がなんだかおかしい。「時代考証がめちゃくちゃ」から始まって、「主人公の演技にに無理がある」といった指摘に加え、秀吉が「志村けんのバカ殿のようだった」という人もいる。

 「江」は2011年1月から放送開始。ビデオリサーチの調査によれば、当初の視聴率は22%前後で推移していたが、6話で20%を切り11話は15.7%まで落ち込んだ。

■「次回も見ますって言うのがなんか恥ずかしい」

 「江」への批判は、主人公を演じる上野樹里さん(24)が9~10歳の少女を演じることに無理があり、上野さんの当たり役「のだめカンタービレ」の「のだめ」にしか見えないと騒がれた。また、「時代考証がめちゃくちゃ」「わざとらしい脚本で笑いを取ろうとする」などという意見も多く出た。

 12話は11年4月3日に放送されたが、ネットではドタバタコメディーのようだったとし、岸谷五朗さんが演じる豊臣秀吉について「志村けんのバカ殿のようだった」という感想もあった。タイトルは「茶々の反乱」だったが、内容は、秀吉から贈られた着物や食事を茶々が拒否するというもので、

  「大災害が起きたこの時期に不謹慎な内容だ」

と怒りを露わにする人もいた。ちなみにこの日の視聴率は17.1%だった。

 毎週放送を楽しみにしているファンも胸を痛めているようで、ネットのブログや掲示板に

  「次回も見ますって正直に言うのがなんか恥ずかしいです」

と嘆いている。

■「大人の新たな展開が待っています」とNHK

 また、SNS「ミクシィ」には1万5000人以上が参加している「江」のコミュニティーがあり、そこには今回の12話の内容について

  「また賛否両論になりそうな演出を。個人的には面白いんですけど、見ていてたまにハラハラします」
  「苦々しい場面もあるかと思いますが大好きなドラマなので、批判コメントが少しずつ減ることを願っています」

といったコメントが付いている。

 NHK広報によれば、「江」の現在までの展開は当初の予定通りに進んでいる。主人公の幼少期を子役ではなく上野さんが演じるのは、大人になる「江」の成長を視聴者が見て、感情移入を強くしてもらうためなのだという。はしゃいだ感じのシーンがあるのは子供時代を描いているからで、

  「江はこれから、恋をし、結婚、そして時代の荒波の中で生きていきます。子供時代とは違った大人の新たな展開が待っていますので、引き続き応援宜しくお願いします」

と話している。

プロバイダ選びに疲れた!そんなあなたはコムズへGO!

お宝チャリティーオークションで1342万円…名古屋

J1 名古屋グランパスが慈善抽選会 被災者支援で
 名古屋が2日の慈善試合広島戦で独自のチャリティーオークションを行い、1342万2467円という1日当たりではJクラブ最高額の募金額を集めた。

 復興支援チャリティーは選手会長のMF小川ら選手会の発案で、選手やスタッフが愛用するお宝グッズなど53点を供出した。入場無料となった広島戦に訪れたサポーターが1口1000円の抽選参加券を購入し、ハーフタイムの当選番号発表を待つという内容だ。複数枚購入可能で最多購入者は110枚(11万円)で計1万1378枚を売り上げた。試合前に全選手が入場ゲートで集めた募金額は204万4467円。合計額はJリーグを通じ、日本赤十字社に寄付される。

 昨年の南アW杯、カメルーン戦で着用したユニホームを提供したFW玉田は「グランパスに所属している以上、個人での活動は難しい。でも、僕にしかできないことをしたかった」と笑顔。自ら経営する津田沼市のもんじゃ焼き店も地震の影響で内装に被害を受けたというが、支援運動の高まりに感激。

 入札額をせり上げる通常の競りとは異なり、子供でも参加可能なシステムにしたため、愛知県日進市の小出基司君(8)がこの目玉アイテムをゲット。「日本がひとつになっている気持ちを感じた」とDF闘莉王は何度もうなずいた。

 ◆その他の主な出品
▽GK楢崎 グラブ
▽DF闘莉王 スパイク
▽FWケネディ 南アW杯で使ったスパイク
▽DF三都主 グレミオ時代のプロデビュー戦ユニホーム
▽MF金崎 トレーニングシューズ
▽MF本田(CSKAモスクワ) スパイク
▽DF吉田(VVV) スパイク
※全て本人着用

プロバイダ選びに疲れた!そんなあなたはコムズへGO!

巨人・バニスターも制限選手 無断帰国し勝手に引退

巨人・バニスター「制限選手」適用
 巨人のブライアン・バニスター投手(30)が2日、3月15日付で制限選手公示された。再来日の意思がないことから巨人が、日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナー(69)に申請し受理された。

 バニスターは東日本大震災後の3月15日、米国に無断帰国。3月末に「再来日の意思がなく引退する」と連絡があった。球団関係者は「かなり一方的。代理人も含めて断固、厳しく対処する」と説明。米国を含む他国リーグへ移籍ができない拘束力を持つ制限選手とする決断に至った。

 日本復帰の可能性を残して1日に日本初の制限選手公示された横浜・リーチとは異なり、ペナルティーの意味合いが強く公示日も無断帰国した15日に設定。野球協約では制限選手の年俸に関し「1日につき参稼報酬の300分の1に相当する金額を減額できる」とあり、年俸1億2000万円の同投手は2日の時点で760万円分(40万円×19日間)減額となる。原監督は「われわれはもっと大事な仕事に集中するだけ」。ヤクルトに所属していた父も左肩手術明けの90年4月下旬に退団し、当時の野村監督が酷評。父は米球界で復帰したが、バニスター自身は選手生命の危機を迎えた。

 ◆ブライアン・バニスター 1981年2月28日、米アリゾナ州生まれの30歳。南カリフォルニア大から03年ドラフト7巡目でメッツ入団。06年にメジャーデビューし、ロイヤルズに移籍した07年に12勝9敗、防御率3.87。新人王投票でレッドソックスの松坂(4位)を上回る3位にランクされた。メジャー通算5年間で37勝50敗、防御率5.08。1メートル85、98キロ。右投げ右打ち。

プロバイダ選びに疲れた!そんなあなたはコムズへGO!