2011年4月20日水曜日

阪神・能見G戦8連勝球団記録へ19日先発

 阪神の能見篤史投手が18日、甲子園球場での投手指命練習に参加した。19日の巨人戦(甲子園)の先発に向けて、キャッチボールや短いダッシュで汗を流した。
 巨人戦は09年7月19日(東京ドーム)から7連勝中。19日に勝てば79年、小林繁の巨人戦8連勝の球団記録に並ぶ。だが、個人記録には興味を示さず「いつかは負けるし、個人のためにやるわけじゃない。僕は自分にできることをやるだけです」と、チームの勝利を誓っていた。

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原監督、巨人を蹴った因縁ルーキーに脱帽

原監督、巨人を蹴った因縁ルーキーに脱帽
 「広島4‐3巨人」(17日、マツダ)
 因縁の相手にやられた。巨人は福井に7回を6安打2得点に抑え込まれ、2連敗。原監督は「粘り強く放られたというか、放らしてしまった。球種もあるし、気持ちも強そう。非常にいいピッチャーが入ってきたと思いますよ」と脱帽するしかなかった。
 巨人としては05年の高校生ドラフトで当時、済美高の福井を4巡目で指名したが入団を拒否された。メンツにかけても打ち崩したいところだったが、“初もの”に弱いというジンクスも生きていた。
 右腕の絶妙なコンビネーションの前に打ちあぐね、翻弄(ほんろう)された。小笠原、ラミレスの3、4番が無安打に封じ込められたのも痛かった。ラミレスは「いい球を投げていたし落ち着いていたね」とお手上げで、小笠原も「丁寧に投げていた」と険しい表情だった。
 だが今季の福井との対決はこれで終わりではない。指揮官は「対策をこれから考えないといけない」と明言。いずれにせよ、逃がした魚は大きかったようだ。

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