2011年9月13日火曜日

<竹内結子>残暑の中、河川敷で長袖姿の撮影も笑顔涼しげ

 女優の竹内結子さん(31)が12日、関東近郊の河川敷で12年1月クールに放送される主演連続ドラマ「ストロベリーナイト」(フジテレビ系)の撮影を共演者らと行った。ドラマが冬の設定であることから、30度を超える残暑の中、日陰のない河川敷で竹内さんは長袖のパンツスーツを着込んで撮影に臨んだが、取材に集まった報道陣に汗一つ見せず、涼しげな笑顔を見せていた。
 ドラマは、シリーズ累計140万部を突破した誉田哲也さんのミステリー小説が原作。難事件を解決してノンキャリアながら異例のスピード出世を遂げた警視庁捜査1課の主任警部補・姫川玲子(竹内さん)が事件や謎の解明に挑むサスペンスで、10年11月にスペシャルドラマ化され、平均視聴率は、14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。竹内さんは同作で初めて刑事役に挑戦した。連続ドラマは、姫川玲子シリーズの原作「シンメトリー」「右では殴らない」「過ぎた正義」「悪しき実」「ソウルケイジ」などを基に物語が展開する。

 この日、収録の合間に取材に応じた竹内さんは、6月上旬にクランクインし、今月末にクランクアップを迎える予定の同ドラマの撮影を「あと10日ぐらいしかないと思うと名残惜しい。でもまだまだ終わるような実感がない」とコメント。ドラマの6つのエピソードでもっとも気に入っているものを聞かれると「『シンメトリー』には(昨年放送した)スペシャルドラマのような衝撃的なシーンもあって、(そのほかのエピソードには)人のつながりの話や(登場人物たちの)過去の話が出てくる。1話ごとにテーマがあるし、決められません。全部好き」と話した。

 会見には、スペシャルドラマに続き姫川を支える部下の菊田和男巡査部長役で出演する西島秀俊さん(40)と、姫川班の刑事として新たに出演する小出恵介さん(27)、刑事役初挑戦となるアイドルグループ「関ジャニ∞」の丸山隆平さん(27)のほか、宇梶剛士さん(49)、生瀬勝久さん(50)も出席。

 西島さんは竹内さんについて「連続ドラマになってからより、姫川はこの人(竹内さん)しかいないというぐらい(役に)入り込んでいた。(竹内さん演じる姫川が)ライバルたちに食ってかかるときの迫力は女優さんが演技をしているというのを超えていた。運命に立ち向かう強い女性という感じで魅力的だった」と絶賛。宇梶さんは「(竹内さんは)目からお花が咲いているみたい。欠点を探そうとしても見当たらない。ほくろの位置も天才的」と目尻を下げていた。



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巨人・高橋由が8年ぶりサヨナラ打

巨人、高橋由がサヨナラ打…貯金3に戻す
 「巨人3‐2広島」(11日、東京ド)

 巨人がサヨナラ勝ちで、9月初のカード勝ち越し。2点を追う七回、代打大村の中前適時打で1点を返し、八回は2死から阿部が二塁打で出塁。続く亀井が右翼線適時打で追いついた。九回は2死一、二塁から高橋由が前進守備の中堅手の頭上を越すサヨナラ打を放った。高橋由のサヨナラ打は2003年7月6日以来、通算5度目。高橋由は「(サファテは)速いので意識してバットを短く持った。何とか当てよう、ミートしようという気持ちだった。ちょっと先っぽだったけど、前進守備だったので抜けると思った」と話した。

 広島は三回、栗原の適時二塁打と嶋の犠飛で2点を先制。先発のバリントンが7回を投げ6安打1失点と好投したが、救援陣が打たれて連敗。サファテは5月28日以来の2敗目。借金6まで後退した。



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東野、最悪の1回KO!原監督「カッカしている」

東野、最悪の1回KO!原監督「カッカしている」
 ◆巨人3―6広島(9日・東京ドーム) 東野の背信投球で巨人が4位に転落した。初回から乱調の右腕はいきなり無死満塁とし、1死から丸に走者一掃の適時二塁打を浴びた。激怒した原監督からわずか1回で降板指令。前回3日のヤクルト戦(神宮)で2回0/3の4失点に続き、自身最短KOで10敗目を喫した。チームは1分けを挟んでの連敗で、首位ヤクルトに5・5ゲーム差に広げられた。

 迷いは当然、なかった。原監督は2回の守備時に、東野の降板を球審に告げた。スタンドのファンは驚きより、今季初登板の藤井に大歓声を送ったくらいだ。自己最短、わずか1回、たった30球でマウンドを降りた背信投球の右腕について指揮官は「見ての通りだね。心技体ともに準備不足ということ」と怒りをあらわにした。貯金も1になり、順位も4位に後退した。

 なぜ、同じ過ちを何度も繰り返すのか。初回、先頭の東出に二塁打されると、バントの構えをして2球目にファウルで助けてくれた木村に対し、カウント1ボール1ストライクから3球連続ボールで四球。嶋に右翼オーバーの単打を打たれ、それでも得点は入らず無死満塁でとどまった。1死を奪い、しかし、踏ん張り切れず、丸に右中間へ3点適時二塁打を許した。「甘い所に投げてしまった。次、頑張ります」と自身初の10敗目に厳しい表情を浮かべた。

 ナインの前で、この日の登板は「頑張る」と約束したはずだった。前回、3日のヤクルトとの首位攻防戦(神宮)で2回、3回と四球から崩れて2回0/3を4失点で降板。翌日の試合前ミーティングでは真っ先に「すみませんでした。次は頑張ります」と頭を下げた。だが、同じく四球が絡み、決め球の変化球は甘くなった。前半戦も同じような投球で5連敗していたにもかかわらず、大事な終盤戦でも意地を見せられなかった。

 開幕投手の1回降板は、打線にも響いた。広島先発・ジオに対し、今季8打数0安打でスタメン落ちさせた坂本を、2回から9番に置き、2打席凡退。8回に意地を見せて今村から本塁打したが「スタメン落ちは細かいことは言えないけど、チーム最善策。でもそういう状況ではなくなったということであそこから投入した」と指揮官は話した。

 4点を追う7回2死満塁では、フィールズが3ボールから内角高めの難しい直球に手を出して左飛。「待てのサインはない? もちろん。いい条件で勝負させたかった。ワンストライク待て、という制約を持たせず彼に賭けた。代打? それもなかった」。途中加入し、いまだ打点0の助っ人に望みを託したが、結果は出なかった。打ちに行くなら、決めなくてはいけない場面だった。

 すべては初回の3失点が、悪循環を生んだ。東野の次回登板について指揮官は「今はカッカしているからあまりこうです、とは言えない」と首を横に振った。この6連戦は先発が1人足りない現状もある。30球で降板したなら、中1日、11日の広島戦で本当に最後のチャンスを与える手もある。




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