2011年3月10日木曜日

巨人・グラ、5回無失点!坂本がチーム2発目

巨人・グラ、5回無失点!坂本がチーム2発目
 (オープン戦、ソフトバンク0-3巨人、9日、ヤフードーム)巨人先発のセス・グライシンガー(35)は5回を2安打無失点6奪三振の好投を見せ、開幕に向けて万全の仕上がり。ゴンザレスやバニスターらチーム内での外国人枠争いでも大きく前進した。打線は坂本が八回、オープン戦チーム2本目となる2ランを放った。
 全身に気迫と自信がみなぎっていた。グライシンガーがソフトバンクの強力打線を相手に、堂々のマウンドだ。

 「右打者のインコースにツーシームをしっかり投げるのが課題だった。しっかりできたと思う。投球フォームがよかったし、きょうは満足しているよ」

 140キロ台前半の直球を軸に、抜群の制球力を見せた。カウントを有利に進め、ツーシームなど打者の手元で変化する球を駆使し、凡打の山を築いた。“精密機械”の本領発揮。5回2安打無失点と、ほぼ完ぺきな内容だった。

 2007、08年に2年連続で最多勝をマークした男が、昨季は屈辱にまみれた。昨春の宮崎キャンプで右ひじ痛を訴え、3月に手術。その影響もあり未勝利に終わった。

 オフにはクビの危機にもさらされたが、年俸2億5000万円から大幅減の8000万円で契約。「ひじは何の心配もない」と話すグライシンガーにとって、今年はリベンジの年だ。

 先発ローテーションが確約されていた立場から、アピールが必要になった2011年。ただ、けがの不安さえ消えれば結果を残せる-。一昨年まで3年連続2けた勝利のプライドを胸に、勝負した。

 「今年は、やってくれるでしょう」と川口投手総合コーチも期待を込める。「万全の状態で開幕を迎えたい」と話す右腕の好投は、G投にとって明るいニュースだ。


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ダル、右腕張りで10日・中日戦先発回避…日本ハム

 日本ハムのダルビッシュ有投手(24)が、予定されていた10日の中日戦(岐阜)の先発を回避することが8日、分かった。右腕に軽い張りを覚えたためとみられる。あくまで25日の西武との開幕戦(札幌D)に万全を期すために大事をとった。

 いつもと異なるエースの姿があった。この日はチームの関西遠征に帯同せず、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で練習を行った。ブルペンでは捕手を座らせて37球を投げ、その後はダッシュなど計2時間汗を流したが「良くなかった。バランス? いや全体的に…。体の動きが悪かった」と言葉少なに切り上げた。

 関係者によると、前回3日のヤクルト戦(札幌D)で登板した後から症状を訴えた。しかし、幸いにも大事には至らず、痛みも出ていないようだ。また、寒さが残る10日は、屋外の岐阜・長良川球場であることも考慮し、登板を1回飛ばすと決断した。

 次回登板は首脳陣との話し合いによって決まるが、18日のロッテ戦(千葉)に先発して開幕前の最終調整を行い、25日に備えることになりそうだ。


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OP戦9試合目でやっと出た 長野チーム1号弾

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 ◇オープン戦 巨人3-7ソフトバンク(ヤフーD)

 やっと、出た。巨人のオープン戦チーム初本塁打は、昨年と同じく長野のバットから生まれた。6回、3ボール1ストライク。先頭で、デレオンの内角直球を左翼席最前列へ放り込んだ。オープン戦9試合、77イニング目で飛び出した一発となった。

 「(チーム初は)全然分からなかった。うまくバットが出た。統一球で確かに飛ばなくなったけど、しっかりと振れば大丈夫」

 飛距離が落ちるといわれる統一球。「東京ドームでも全く飛ばない」とは昨季49発で本塁打王のラミレス。さらにパ・リーグ昨季本塁打王のオリックス・T―岡田にいたっては「飛距離が5メートルぐらい違う」とまで話す。原監督も3日の西武戦(東京ドーム)で、中村の右翼席最前列への一発を見て「前だったらスタンド中段。それがギリギリだから」と認識を新たにした。本塁打の減少は戦前から想定できただけに、春季キャンプ中から対策を講じた。

 2月1日のキャンプ初日に全員参加で夜間のバント練習を敢行。2日目以降も通常メニューの中に右打ちやバント練習の時間を設けた。選手の意識に浸透する一方で、いつしか打撃自体が小さくなるマイナス作用ももたらした。前日の練習前には、円陣の中央で原監督自身が「(ボールが)飛ぶ飛ばないの問題じゃない。小手先のバッティングになっていないか?」と打線にカツを入れた。その言葉の裏にあるメッセージは「振り切れ!!」。そして、長野が一発回答を叩き出した。

 試合前の打撃練習。普段は右方向を意識する長野が左翼ポール際に鋭い打球を何度も放った。「江藤(打撃コーチ)さんに、たまにはレフトポールに打つようにと言われました」。チーム全体で振り切ることを再確認した結果、初アーチにつながった。

 「巨人の1番打者なら、甘いところにきたら放り込むという迫力ある打撃をしてほしいからね。足もあるし、全てにおいていいものを持っている」と原監督。シーズンでも1番を打つ可能性の高い長野のチーム1号で、12球団随一の破壊力を持つ巨人打線に覚醒の気配が漂ってきた。


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