2010年11月13日土曜日

覇権奪回へ!原監督、新打線は「3番・坂本」

 3番を奪い取れ!宮崎で秋季キャンプを行っている巨人の原辰徳監督(52)が10日、昨年5月から主にリードオフマンを任せている坂本勇人内野手(21)を、プロ5年目となる来季は3番で起用する可能性を示した。今季はシーズン終盤の打線の低調が響いて、3位に低迷。覇権奪回に向けて固定観念を捨て去り、柔軟な発想で新打線を考案していく構えだ。

 3位からのV奪回のため、固定観念は捨てた。新打線の目玉は、ここ2年はリードオフマンとして定着していた坂本だ。原監督は「形だけで3番を打たせるのは簡単。勝ち取るのは簡単ではないが十分に力はついてきた」と3番昇格を示唆した。

 今季、坂本は主に1番で打率・281も、自己最多の31本塁打で85打点をマーク。極度の打撃不振だったシーズン最後の3試合でさえ、原監督は先発から外さずに「勝負強さ」を買って6番で起用したほど期待は大きい。6日から前日までの秋季キャンプ第1クールでは坂本に個人指導も行った指揮官は「チームバランスを念頭に打線を考える」と戦力が整ってから結論を出す方針も、坂本を中軸に据える可能性は高い。

 坂本が中軸を打てば打線全体の課題も克服できる。昨季に5番に定着して25本塁打を放って日本一に貢献した亀井が今季は打率・185。原監督が「6番以降の方が打線の厚みが増す」と希望していた阿部が8月以降は5番に固定された。阿部は自己最高の44本塁打も、昨年のようにシーズン終盤に打線が爆発的な得点力を発揮することなく、夏場以降に不振が続いた先発陣をカバーできずにV逸。1番候補は長野、脇谷、松本、鈴木ら人材は豊富で、坂本、ラミレス、小笠原のクリーンアップが実現すれば阿部を6番以降に回せ、負担を軽減できる。

 今キャンプの課題に打撃とスローイングの確実性を掲げている坂本は「そうなれば(中軸を打てれば)いいけど自分が決めることじゃない。来年のことは考えられない」と無関心を強調。常勝軍団の中心打者となるため、21歳はこの秋も無心で汗を流す。

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