四球を与えた。二塁打も許した。日本ハムのドラフト1位の斎藤(早大)がオープン戦初登板。4番手の六回からマウンドに上がり、1死二、三塁のピンチを迎えた。味方の好守備に助けられ、1回を無失点で切り抜けると、グラブをたたき、ホッとした表情を浮かべた。
この日の最速は142キロ。球場に詰めかけた3225人の観衆には今ひとつの内容に映ったかもしれない。だが、22歳の思いは違った。「ゼロに抑えられて自信になった。そこが一番」。理由は決め球のスライダーの封印。直球主体で結果を残し「スライダーを投げれば抑えられるという思いがあったが、ズルはしたくなかった。直球で抑えられたのは後々、楽になる」と胸を張った。
ロッテの4番の大松には徹底して外角を攻めた。ファウルで粘られ、結果的に四球を与えたが、大松は「コントロールに間違いがなかった。良いコースに来ていたので、見逃したらストライクになると思ってカットした」と振り返った。続く竹原には高めの球を右翼線へと運ばれたが、ほとんどの球が低めに制球された。ロッテの打者は低めの球について「カット気味に沈む」と口をそろえ、金森打撃コーチは「低めに投げて来られたら困る」と警戒した。
次回登板は3月2日のヤクルトとのオープン戦(札幌ドーム)で2回を予定している。「自分の出せることを出して開幕1軍に残れるよう頑張りたい」と斎藤。黄金ルーキーはまだ、ベールを脱いでいない。
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