2011年4月12日火曜日

阪神、今オフにソフト杉内獲りへ

 阪神が、早ければ今月中旬に国内FA権を取得するソフトバンク・杉内俊哉投手(30)の獲得調査に乗り出すことが9日、明らかになった。先発陣には能見、岩田がいるが、盤石の「左腕王国」をつくるため、国内志向の強い杉内に注目。水面下で徹底マークを続ける。

 開幕を前に猛虎が早くも来季への準備に着手する。今季は西武の中島と帆足、阪神の藤川と鳥谷、広島の永川と栗原らが国内FA権を取得予定。中でも目玉となるのが杉内だ。この日、球団関係者は「もちろん調査はします」と、タンパリングに配慮して個人名は明かさなかったが興味を持っていることを示唆した。

 福岡出身の杉内は02年からホークス一筋。昨季は16勝7敗で2年連続最優秀投手を受賞し、パ・リーグ制覇に貢献した。ただ、「日本の方がいい。新しい環境に溶け込むのが苦手。チャレンジしよう、という気持ちはほとんどない」と話すように、将来的なメジャー挑戦にも消極的。ただ、国内移籍を選べば争奪戦は必至だ。ベテランの下柳が5月で43歳となる阪神にとり、次を見据えた補強は重要といえるだろう。

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