2011年8月4日木曜日

巨人、ラミレス4番復帰も苦手・能見に完敗

巨人、ラミレス4番復帰も苦手・能見に完敗
 (セ・リーグ、巨人1-2阪神、13回戦、阪神8勝5敗、2日、東京ドーム)巨人は苦手の阪神・能見の前に打線が沈黙。2点ビハインドで迎えた八回、阪神の2番手・小林宏から高橋由がソロ本塁打を放ったが、反撃及ばず借金は「7」に膨れ上がった。
 4番にあの男が帰ってきた。「レフト、ラミレス」。球団記録の469試合連続で巨人の4番に座ってきた主砲が、7月13日の阪神戦(甲子園)以来の「4番」でスタメン出場だ。

 「ファンの人は僕のことを4番としてみてくれているし、自分も4番としてチームに貢献したい」

 右足甲への死球の影響で、7月14日の阪神戦(甲子園)は代打で出場。その後7試合に渡って欠場した。状態は万全ではなかったが、後半戦初戦となった26日の横浜戦(東京ドーム)から3番として復帰。6試合で「3番・左翼」として出場し、31日のヤクルト戦(神宮)の試合後、原監督に自身の右足の状態を報告した。

 「70%ぐらいの状態にまで上がってきている。巨人の4番としての役割を果たすことができる」

 ラミレスの4番に対する思いを聞いた原監督は、すぐさま決断。ラミレスの代わりに4番に座っていた長野を3番に据え、この日の試合前までで打率・214と低迷する小笠原をスタメンから外し、この日の試合に臨んだ。

 ところが阪神の先発・能見の前に、六回までで5安打も得点に結びつかない。先発のゴンザレスは粘りの投球を見せたが、五回に自らの一塁への牽制(けんせい)悪送球でピンチを広げるなど、この回2失点。5位からの浮上を目指す巨人が、苦しい戦いを強いられた。

 能見が七回で降板し、八回に2番手の小林宏から高橋由がソロ本塁打。さらに阿部の右前打などで二死一、三塁としたが、代打・谷が三振に倒れ同点ならず。九回は藤川に抑えられ1点届かず、借金は「7」となった。
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