2011年8月24日水曜日

キム・ヨナ、米タイム紙に「精神的な休息が必要」と吐露=韓国

 韓国のフィギュアスケーター、キム・ヨナは21日、米タイム誌とのインタビューで現在の目標について尋ねられると「五輪が終わって完全に力が抜けた」「次の目標を設定するより休みたい」と語った。複数の韓国メディアが伝えた。

 キム・ヨナは2010年バンクーバー冬季五輪で歴代最高点(228.56点)を記録したが、その後のグランプリシリーズを2シーズン連続し欠場。同紙には、自身が五輪に向け長い間訓練してきたことを説明し、現在は肉体的な休息より精神的なストレスから開放されたいと話した。

 さらに、4月の世界選手権で演じたフリープログラムの「オマージュ・トゥ・コリア」で、韓国の伝統音楽を選曲した際、大きく悩んでいたことも明らかにした。キムは、「アジア人ではない人びとは、この音楽を中国や日本の音楽と区別できないので、どうやって『韓国』を表現したらいいのか心配した」とし、「ひとつの感情や動作、歌などでは表現が難しいと判断し、自分自身の感情を忠実に表現した」と語った。

 韓国ではポストキム・ヨナの育成が急務となっているが、これについてキムは「劣悪な現実を改善させる必要がある」と指摘した。キムは、韓国国内のフィギュアスケート選手の数は増えつつあるとしながらも、いまだ練習するためのリンクやコーチの数は不足していると主張した。
美顔器

0 件のコメント: