2011年11月11日金曜日

巨人が“コイの主砲”に照準!栗原調査

巨人が“コイの主砲”に照準!栗原調査
 巨人が今季国内FA権を取得した広島の栗原健太内野手(29)の調査に乗り出すことが8日、分かった。V奪回を目指す原巨人の補強ポイントは右打者。そこで狙いを定めたのが、今季リーグ2位の87打点を記録した栗原だ。広島は11日に2回目の残留交渉を行うが、流出を阻止できなければセ・リーグのライバルに大きな戦力を奪われる可能性が出てきた。

 やっぱり来たか。鯉党が恐れていた事態がついに起きようとしている。2年連続3位に終わり、盟主復権を目指す巨人がカープの主砲に目を付けた。

 巨人にとって右の大砲は補強ポイントの一つだ。統一球の影響もあったとはいえ、昨季の711得点に対して今季は471得点と大幅減。自慢の強力打線が鳴りを潜め、苦しい戦いを強いられた。

 しかも今オフ、主砲のラミレスの退団が決定的な状況になっている。何とかその穴を埋めなければならないが、そこで白羽の矢を立てる可能性が出てきたのが栗原だ。今季は打率・293、17本塁打、87打点。04年から8年連続の2桁本塁打をマークしている長打力は魅力だ。

 さらに巨人の原監督との関係が良好なのが気になるところだ。09年のWBCで指揮を執った際に、メンバーの一員だった栗原。実力はもちろん、練習態度など野球にかけるひたむきな姿勢に、当時の指揮官は高い評価を与えた。

 その栗原は2日に行われた最初の交渉で「(決断ポイントを)悩んでいる」と、揺れる心境を吐露している。その後、数日が過ぎても変化はないようで、7日にトレーニングでマツダスタジアムを訪れた際には「こないだ(球団と)話したばかりですからね。特に変化はない。なかなか簡単には決められないです」と、苦しい胸の内を明かした。

 高校を卒業後、12年間過ごした広島には「慣れているのもあるし、居心地もいい」と感じている。ただ、大舞台で活躍したい思いもある。その近道は、強豪球団への移籍。広島で頂点に立つのが一番だが、他球団でプレーした場合はどうなのか。自問自答の日々が続いているようだ。

 11日に広島と2回目の交渉を行う。具体的な条件提示をされる見込みで、それに対する反応が注目される。残留か、それともFA権を行使し、移籍に踏み切るのか。鯉の主砲の周辺が騒がしくなってきた。



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