2010年10月30日土曜日

原Gしてやったり!沢村一本釣り

 「プロ野球ドラフト会議」(28日、グランドプリンスホテル新高輪)
 熱い涙がほおを伝う。あこがれていた巨人の単独指名。沢村は胸の内に秘めていた感情を、抑えきれなくなった。「本当に光栄に思います。心からうれしい」。無数のフラッシュを浴びながら、何度も涙をぬぐった。
 巨人入りを熱望していた。少年時代、何度も足を運んだ東京ドーム。大歓声を浴びるスター選手の姿に、沢村少年の心は引かれていた。中大に進学後も「OBである阿部さん、亀井さんが活躍する姿を見て、同じチームで活躍したいと思った」と、思いは強くなった。
 中大で4年間、元巨人投手の高橋善正監督に指導を受けて急成長した。直球の最速は157キロ。即戦力として期待される右腕は「2ケタできるようなピッチャーになれるよう、もっと練習して準備したい」と誓った。
 素顔は心優しい22歳だ。今年の7月7日、母・和子さんの54歳の誕生日。一通の手紙に「お父さん、お母さんの息子で感謝しています」と記した。和子さんはドラフト前日の27日、「あなたの母親で幸せです」とメールした。この日、プロの扉を開いた息子の姿に、会場にいた和子さんは涙が止まらなかった。
 名前は伝説の大投手・沢村栄治と同じ。“巨人・沢村”は、実に67年ぶりの誕生となる。希望する背番号を聞かれた沢村は「18番です」と素直に打ち明けた。藤田、堀内、桑田が背負ったエースナンバーだ。実力、ハート、巨人との強い運命を持つ22歳。“巨人・沢村”の、新たな伝説が幕を開けた。

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