佑ちゃん「寂しい」ワセダを退寮

　日本ハムのドラフト１位・斎藤佑樹投手（２２）＝早大＝が２８日、東京・西東京市内の早大野球部寮を退寮した。４年間の思い出が詰まった部屋を後にし、年末年始は群馬・太田市の実家で過ごす。
　朝８時から「寂しい思いもありました」と４年間を思い出しながら、両親らと共に部屋を片づけた。集まった報道陣に北海道みやげの「じゃがポックル」を差し出す気配りも見せた。段ボール１０個分の荷物を運び終えると、最後は丁寧にベランダをほうきで掃除。今後はしばらくトレーニングも休み実家で過ごす。
　初詣などは例年同様行かないという。来年は数え年で２４歳になり、男性の前厄に当たるが「全然気にしないです」。過去にはダルビッシュも「気にしたらキリがない」と厄払いを“無視”したが「持ってる男」佑ちゃんも同様の考えだ。故郷で充電を完了させ、いよいよプロ１年目に入る。

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