◆巨人・宮崎キャンプ(7日) 巨人・阿部慎之助捕手(31)が7日、木の花ドームでのフリー打撃で“2011年打法”を披露した。ロッテ・金泰均の打撃フォームを参考にした昨年の打ち方からの改良版で、元巨人のタフィ・ローズの構え方を加えた。今季の目標に掲げた初のキング取りへ、下地が固まってきた。
テギュン+ローズ=慎之助。これが今季の打撃フォームとなる。阿部は「バットの構える位置を工夫した」と、さっそくフリー打撃でお披露目した。改良ポイントは主に2か所だ。
昨年はWBC韓国代表の4番打者と同じようにバットを左肩に担ぐように変更。これをバットと地面が平行になるよう、グリップを頭上まで引き上げた。「バットを構える高さが、ローズに似てるでしょ? こんな感じでやっていくよ」。バットの先端が捕手の方向に向いていた点とは多少異なるものの「さらにスムーズに振れるよ」と手応えをつかんだ。
さらに、力みをなくすためにバットのヘッドを揺らしていた点も修正。「去年は相手投手がバットの揺れ方を見ながら、タイミングを外しにきた」という反省から、両手首を固定して揺れを少なくしたことで、始動が遅れて差し込まれたり、逆に変化球におよがされることが減りそう。捕手としては野村克也、田淵幸一に次ぐ史上3人目のシーズン40発以上(44本)をマークした2010年に、日本球界通算13年間で本塁打王に4度も輝いたローズの神髄も合体させた新打法で、さっそく木の花D内に快音を響かせた。
この日、慎之助も加わったS班の5人は、キャンプで初めて屋外で練習した。シートノックやランニングで土の感触を確かめ、「バッティングはいい感じだけど、ちょっと疲れてきている。こういうときこそ慎重にやっていく」と気を引き締めた。それでも、昨年12月から模索してきた“テギュン打法”の改良版に手応えを感じ、充実感が漂っていた。
プロバイダ選びに疲れた!そんなあなたはコムズへGO!
電話加入権不要の固定電話登場!電話代を安くしたい人も要チェック!
0 件のコメント:
コメントを投稿