2011年4月23日土曜日

真弓監督“誤審”に激怒 監督通算150勝目お預け…阪神

真弓監督“誤審”に激怒 監督通算150勝目お預け…阪神
 ◆阪神4―5巨人(20日・甲子園) 監督通算150勝目を“誤審”で取り消され、真弓監督は怒りをあらわにした。「(7回の)判定は微妙じゃないよ。こっちから(一塁塁審から)見えなかったんだろうな。はっきり言って、二塁塁審も見るところが悪すぎる」。アウトを宣告した土山一塁塁審だけではなく、山本二塁塁審にも八つ当たりした。

 7回、鳥谷の左犠飛で勝ち越し、なおも2死一、三塁で、ブラゼルの飛球を脇谷がグラブに当ててポロリ。グラウンドに落ちたが、土山塁審のジャッジはアウトだった。

 真弓監督は土山塁審に一直線に向かって抗議。「(脇谷が)キャッチしたのでアウトにした」と土山塁審は答えたが、納得できない。「見えてる人がいなかったら、見えてる人がジャッジしてもいいんじゃない?」と答えたことにも、「フォーメーション上、私がジャッジするだけなんです」と受け流した。

 遅延行為による退場処分の規定となる1分前の4分でベンチに引き揚げた。今度は8回、アウトだと思った小笠原の遊撃へのゴロが内野安打になり、怒り爆発。右肘で土山塁審を小突き、現役時代を含めて初の退場処分となるところだった。後味の悪い敗戦で猛虎が首位から転落した。

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