2011年5月1日日曜日

巨人・沢村、2勝目ならず…打線も完封される

巨人・沢村、8回途中4失点で降板 打線も援護できず
巨人・沢村、2勝目ならず…打線も完封される
 (セ・リーグ、ヤクルト4-0巨人、5回戦、ヤクルト3勝2敗、28日、静岡)巨人は先発の沢村がプロ初の本塁打を浴びるなど8回1/3を投げ4失点で降板。打線もヤクルト・先発の館山に2安打と抑えられ援護できなかった。

 夕日が差し込む“聖地”のマウンドに、力強い足取りで向かった。ゴールデンルーキー沢村が、伝説の沢村栄治もかつて投げた静岡草薙球場に登場した。

 「しっかり投げられるように頑張ります」。試合前日には短い言葉で意気込んだ右腕だったが、自らのミスで先制点を許してしまった。

 二回は先頭の畠山に四球を与えると、一塁への牽制(けんせい)でボーク。投ゴロで三進され、バレンティンに中犠飛。まさかの無安打で、3試合目の先発にして初めて先制点を許した。

 球史に残る同球場では、1934年の日米野球が行われた。ベーブ・ルースやルー・ゲーリッグを擁する強力打線に、日本はまったく歯が立たなかった。そのなかで17歳の沢村栄治は、11月20日の第10戦で奮闘。0-1で敗れたものの、1失点完投、9奪三振の力投を見せた。現在も、球場正面には沢村vsルースの銅像がある。

 沢村も、昨年11月22日には、東京ドーム内にある野球体育博物館を見学。沢村栄治の直筆サインを間近に見て「同じ名前ということで注目される。偉大な名前に恥じないような選手になりたい」と刺激を受けた。

 バレンティンに一発を浴びるなど、八回まで4失点と粘投。連敗脱出に向け全力投球を披露したが、打線の援護がなく苦しい孤独な戦いを強いられた。試合はヤクルト・館山に2安打と抑えこまれ完封負けを喫した。これで巨人は3連敗となった。

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