2011年5月12日木曜日

日本ハム・佑ちゃん復帰6・5巨人戦目標

日本ハム・佑ちゃん復帰6・5巨人戦目標
 前日8日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で左脇腹を痛めた日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)=早大=が9日、札幌市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受け、「左内腹斜筋の筋挫傷で全治2、3週間」と診断された。長期離脱は避けられず、実戦復帰は今月末、1軍復帰は来月上旬の見通し。6月5日の巨人との交流戦(東京ドーム)での復帰登板を目指す。
 仙台への移動のため新千歳空港に現れた斎藤は、ちょっぴりさえない表情だった。前日8日のソフトバンク戦(札幌ドーム)の試合前に左脇腹を痛め、1回を投げただけで降板。一夜明けたこの日、札幌市内の病院で検査を受け、「左内腹斜筋の筋挫傷で全治2、3週間」と診断された。

 「痛みは昨日と同じです。走ったり、日常は問題ありませんが、投げる動作のときに痛みがあります。トレーナーと相談しながら、やれることをやるしかないですね」

 病院に付き添った福島チーフトレーナーは前日、実戦復帰まで約2週間との見解を示していたが、「思ったより軽度ではなかった」と説明。今後は患部に痛みが出ない程度でランニングなどを行い、投球に関しては「1週目はノースロー。2週目からキャッチボールをやって、3週目からブルペンに。(実戦は)今月の下旬に投げられれば。1軍復帰まで1カ月? それくらいと思っている」と続けた。

 斎藤は開幕から4試合で2勝無敗、防御率3・00と結果を残してきたが、17日に開幕する交流戦前半の登板は絶望的になった。梨田監督は1軍復帰までに2軍戦で調整登板させる方針だ。“サンデー佑ちゃん”を貫けば、2軍戦での実戦復帰は29日の巨人戦(埼玉・熊谷)、1軍復帰は6月5日の巨人戦(東京ドーム)が目標。6日の同カードならば、23歳のバースデー登板となる。

 10日は楽天戦が行われるKスタ宮城で調整の予定。その後、首脳陣らと今後について話し合い、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷市でリハビリを行う可能性が高い。福島トレーナーは「2、3日は患部の炎症を抑えることが大事。くしゃみや呼吸しての痛みはない。何でそうなったかを考えた方がいい」と、再発防止に努めるつもりだ。

 予期しなかった離脱に「早く(戦列に)戻りたい気持ちはあります。(でも)焦ってもしようがない。今はゆっくり休みたい」と斎藤。慎重を期して、復活マウンドを目指すことになる。


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