2011年5月29日日曜日

不振鹿島が構造改革!主力起用法にメス

不振鹿島が構造改革!主力起用法にメス
 不振にあえぐJ1鹿島が“聖域なき構造改革”に乗り出す。25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で、FCソウル(韓国)に0-3の惨敗。低迷中のリーグ戦に加えアジア制覇の目標も絶たれ、27日にもオズワルド・オリベイラ監督(60)がクラブ幹部と緊急ミーティングを行うことになった。主将の元日本代表MF小笠原満男(31)ら主力選手の起用法にもメスを入れる見通しだ。
 敵地・ソウルでの屈辱的な敗戦から一夜。立て直しを図る鹿島に激震が走った。「一時代を築いた選手が本調子でない現状もある。選手起用も含めてもう1度、監督と話し合う」と鈴木満・常務取締役強化部長。27日にもオリベイラ監督と強化スタッフが緊急会談し、選手起用や戦術を見直すことになった。

 鹿島は今季リーグ戦1勝2分け2敗の勝ち点5で15位。昨季34試合31失点の堅守が早くも12失点と崩壊し、運動量が足りず高い位置でボールを奪って崩す得意のパターンにも持ち込めない状況。要のMF小笠原も精彩を欠いており、「コンディションの問題もあるが、年齢的な衰えもある」と同強化部長。心技とも鹿島の大黒柱を担ってきた“聖域”にもメスが入る可能性が出てきた。

 小笠原も競争原理は承知の上だ。「ポジションは与えられるものじゃないから、(世代交代は)選手が考えることじゃない。僕としては下から出てきてほしい半面、渡したくない思いがあるのも事実」。中盤の要を簡単に譲るつもりはない。国内14冠の常勝軍団に訪れた過渡期。“聖域なき構造改革”でトンネルを抜け出す。

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