2011年6月29日水曜日

巨人・東野、完封どころか今季最短KO

巨人・東野、完封どころか今季最短KO
 (セ・リーグ、阪神4-2巨人、7回戦、阪神4勝3敗、24日、甲子園)リーグ戦再開後の初戦、敵地を包む大歓声の中で巨人・東野は肩を落とした。4回4失点で7敗目。相性のよかった甲子園で、プロ入り6戦目で初黒星だ。
 「僕が踏ん張らなければいけない勝負どころで、ボールが少しずつ中に入ってしまった。本当にチームに申し訳ないです」

 今季10試合に先発し、無失点でリリーフ陣につないだことがなかった右腕。前日(23日)は「そろそろ本気で0点の試合を狙いたい」と“完封宣言”をするほど意気込んでいたが、いきなり一回から失点した。

 坂本の送球エラーもあり一死満塁のピンチを招き、ブラゼルに右犠飛。二回にも1点を追加され、四回、味方のエラーから完全に崩れた。

 二死一塁から9番の岩田を三ゴロに打ち取ったが、ライアルが後逸。二、三塁に走者が残り、マートンへの初球だ。胸元への見せ球のはずだった速球が甘くなり、右中間を深々と破られた。

 完封どころか、今季最短の4回KO。原監督も「先発投手がゲームを作れなかった。野手が足を引っ張りましたが、粘ってほしかった」と、東野への失望は隠せず。4位・阪神どころか5位・広島にも0・5ゲーム差に迫られた。リーグ戦再開早々、巨人に大きなピンチが訪れた。

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