2011年6月13日月曜日

竹内結子主演映画『はやぶさ』特報映像 ハヤブサ級のスピード公開

竹内結子主演映画『はやぶさ』特報映像 ハヤブサ級のスピード公開
 昨年6月13日、60億kmの宇宙の旅を終えて地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。このプロジェクトに関わった人々の実話をもとに作られる映画『はやぶさ/HAYABUSA』(竹内結子主演、堤幸彦監督、10月1日公開)の特報映像がORICON STYLEに届いた。同作の撮影が始まったのは4月13日。5月26日までに撮影を終え、異例の速さで本編映像の一部が公開された。地球上で最も速く飛べる鳥に由来する「はやぶさ」らしく、映画製作もスピードを生かしてヒットを狙う。
 同作は『タイタニック』『アバター』などを手掛けてきた米ハリウッドのスタジオ・20世紀フォックス映画が、日本で初めて製作・配給を手がけるローカルプロダクション作品。小惑星探査機「はやぶさ」を題材にした実写映画は、ほかにも日本の映画会社大手、東映と松竹が製作を発表しているが、いの一番に公開されるのは堤監督による同作だ。

 20世紀フォックス映画では、昨年の「はやぶさ」帰還後、すぐに映画化の企画開発に乗り出し、8月には「はやぶさ」プロジェクトの当事者である、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に取材を開始。その頃すでに、JAXAには数社から映画化の話が来ている状況だったが、他社の企画に先駆けて脚本を完成させようと、動きはさらに加速。昨秋には堤監督や主なキャストも決まり、今年1月から本格的な撮影準備に入っていた。

 主演の竹内が扮するのは、宇宙科学研究所のスタッフとして「はやぶさ」の運用や、広報の仕事に携わる水沢恵。同作のキャストのほとんどは実在の人物をモデルにしているが、恵は広報の女性スタッフや、宇宙に思いを寄せる人々をイメージしてつくられた人物で、彼女の視点で、「はやぶさ」プロジェクトを支えた人々の熱いドラマが語られる。

 共演の俳優・西田敏行が扮する的場泰弘は、「はやぶさ」運用時に対外協力室長・広報を担当した的川泰宣氏、高嶋政宏扮する坂上健一は、招へい研究者としてカメラ班を率いた理学博士の齋藤純氏、佐野史郎扮する川渕幸一は、宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系教授・工学博士の川口淳一郎氏がそれぞれモデルになっている。特報映像からも、堤監督が「出来る限り、完コピ」したという西田たちの役作りを垣間見ることができる。


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