2011年6月20日月曜日

巨人、連敗ストップ!長野ソロ、内海は9勝目&打点も

巨人、連敗ストップ!長野ソロ、内海は9勝目&打点も
 (交流戦、巨人2-1西武、3回戦、巨人2勝1敗、18日、東京ドーム)巨人は先発の内海が西武打線相手に完璧な投球。3安打1失点の完投で、長野のソロ本塁打などで奪ったリードを守りきった。単独トップとなる9勝目で、チームの連敗を3で止めた。西武先発のエース、涌井は6回2/3を2失点に抑える力投を見せたものの、打線の援護が七回、浅村の適時打による1点のみ。自身4敗目を喫した。
 東京ドームのボルテージが最高潮に達した。西武の先発・涌井に、三回までパーフェクトに抑えられていた。貧打は続くのか…。そんな沈滞ムードを、長野のバットが一掃した。

 「内海さんが頑張っていたので何とかしたいという気持ちでした。後ろにつなごうという気持ちが、いい方向に向かっていると思います」

 先頭打者として迎えた五回だ。涌井のカウント3ボール2ストライクからの112キロのカーブを振り抜いた。左翼席前列に届く先制の7号ソロ。5月31日の西武戦以来、12試合ぶりの一発の感触に、一塁ベンチに戻った長野に笑みがこぼれた。

 長野の先制弾に、眠っていた打線が活発になった。五回、小笠原の四球、ライアルの右前打などで二死三塁とすると、内海が投手強襲の内野安打で2点目をもぎとった。

 3連敗中のチームの浮上のため、原監督は打順を大幅に変更した。1番に坂本を5試合ぶりの復帰させ、3番には09年8月28日の阪神戦(甲子園)以来2年ぶりに阿部が座った。打撃不振の続く小笠原をプロ初の6番に降格させた。直前の試合の15日のロッテ戦から、野手では4番・ラミレス、8番・藤村以外の打順をシャッフル。指揮官は打線復活へ、カンフル剤を打った。

 先発した内海は、七回に浅村に右前適時打を浴びて1失点したが、後続を断った。内海は自身7連勝で単独トップの9勝目。投手戦を制した巨人が西武を下し、連敗を3で止めた。
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