2011年8月26日金曜日

阪神拙攻、4番の差…新井貴「僕の責任」

阪神拙攻、4番の差…新井貴「僕の責任」
 (セ・リーグ、巨人5-2阪神、16回戦、8勝8敗、23日、東京ドーム)伝統の一戦で4番打者の差が際立った。巨人が六回、ラミレスの適時二塁打で逆転したのとは対照的に、阪神は新井貴がチャンスで三度凡退。11安打を放つも、得点は内野ゴロによる2点という拙攻。虎の命運を握る4番は「みんなつないでくれたのに…。自分の責任です」と肩を落とした。

 二回、安打を放ったブラゼルが走塁で右足を痛めて退場。いきなり「5番」が不在となり、4番が果たすべき役割は大きくなったが、新井貴は三回1死一、二塁で空振り三振に倒れ、五回1死一、二塁は最悪の遊ゴロ併殺。いずれも外角低めのスライダーに手を出し、真弓監督は「もう少し見極めないと。(選球眼が)狂っているのかな」と首をかしげた。

 上位打線は好調で、マートン、平野、鳥谷が計8回出塁したが、一度も本塁に生還することはなかった。それでも、和田打撃コーチは「4番は逃げることはできない。殻を破ってもらわないといけない」と強調する。大事な初戦を落とし、首位とのゲーム差は6・5。4番が重圧に打ち勝たなければ、チームは浮上できない。

美顔器

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