2011年10月19日水曜日

落合竜、巨人・ゴンザレスの前に沈黙…優勝は持ち越し

プロ野球・中日、M1のまま
落合竜、巨人・ゴンザレスの前に沈黙…優勝は持ち越し
 (セ・リーグ、巨人4-1中日、23回戦、巨人11勝10敗2分、15日、東京ドーム)中日は左のエース・チェンが、四回にラミレス、五回に高橋由にソロ本塁打を浴びて8回4失点。先発の責任は果たしたが、頼みの打線がゴンザレスの前に7回1安打に抑え込まれた。完敗の中日は、2位ヤクルトが勝ったためM「1」のまま優勝は明日以降へと持ち越しとなった。
 Vを目前にして不気味な静けさもオレ竜らしさか。巨人に連敗で中日のリーグ優勝はまたもお預けに。左のエース・チェンが2本のアーチに沈んだ。

 「前回登板からよくなってきた。(今日は)初めから飛ばしていきたい」

 言葉通り快調にアウトを積み重ねていたが、四回だ。簡単に二死を取った後に落とし穴があった。ラミレスを追い込んでから低めを狙ったフォークが真ん中へ。バットの先で拾われ、左翼席最前列への先制ソロになった。続く五回には先頭の高橋由に甘く入ったスライダーを右翼席へ運ばれた。

 9日にも本拠地でゴンザレスと投げ合って8回0封。サヨナラ勝ちを呼んだ。好調の手応えをつかんでいたが、この日は3連勝中の巨人の前に我慢できず。狭い東京ドームで悔やまれる2球となった。

 落合監督が就任した2004年に入団。08年の途中から先発の柱に成長した。落合体制の下で力をつけた代表格。吉見、浅尾と並んで、守りの野球で勝ち抜いた後半のオレ竜野球の立役者で、球団史上初の連覇を狙いにいったが…。

 試合開始直後に、横浜スタジアムではヤクルトが横浜に勝利したとの報が入った。優勝マジック「1」は変わらず、自力で決めるのみだったが、打線も序盤から沈黙。五回に一死から大島が左前へようやくチーム初安打を放つも続くチェンが犠打失敗の併殺。九回、佐伯の一発による1点のみに終わった。

 16日はヤクルトの試合がなく、結果は自軍の勝敗次第。そろそろ竜党に美酒を運びたいところだ。





【早い者勝ち!】 あなたのお名前、残ってる?





新品価格
¥1,408から
(2011/9/25 13:12時点)

0 件のコメント: