2010年11月18日木曜日

試合はピシャリ!斎藤33年ぶりに外野席開放

 日本ハムがドラフト1位で指名し、交渉権を獲得した早大の斎藤佑樹投手(4年)が14日、準々決勝の愛知学院大戦に先発。明治神宮大会では77年の法大―東海大の決勝戦以来、33年ぶりに外野席が開放されるほどの盛り上がりの中、6回を4安打無失点と好投。打っても左越え二塁打を放つ活躍で、チームを4強に導いた。16日の準決勝では龍谷大と神奈川大の勝者と対戦する。

 大学最後の大会。神宮球場には試合前から長蛇の列ができ、主催者側は急きょ外野席を開放した。40年の歴史がある明治神宮大会では、77年の第8回大会決勝以来、33年ぶりのこと。当時は、法大・江川と東海大・原の夢対決に盛り上がったが、この日は2万2000人の大観衆の視線を斎藤が独り占めした。

 そんな中でも背番号10は心を乱されることがなかった。6回無失点で、1位指名トリオの1人、福井にリレー。斎藤はいつもの斎藤だった。

 「何か全然緊張しませんでした。楽しみ感がありましたね。自分がダメでもドラフト1位が2人いるので心強いです」

 決して本調子ではなかったが、心憎いばかりのマウンドさばきだった。初回に先頭打者を四球で歩かせながら、得意のけん制でピンチの芽を摘んだ。多彩な変化球を駆使して5回まで三塁さえも踏ませない。6回1死満塁では、長田をこの日最速147キロの直球で空振りの三振に斬ると、続く安井を145キロの直球で一ゴロに仕留めた。一転して直球勝負。「直球が引っかかったりシュートしていたので、握りを変えて逆に(球を)動かそうと試してみました」。最大の武器の修正能力は健在だった。

 これで早大悲願の初優勝まであと2勝。88球で降板したため、16日の準決勝も「投げるつもりです」と言い切った。1日も早い来訪を心待ちにするファンには、日本一を手土産にすると決めている。

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