2010年12月3日金曜日

“もってる”佑ちゃんに流行語大賞「特別賞」

 日本ハムからドラフト1位で指名された早大の斎藤佑樹投手(22)が1日、「2010ユーキャン新語・流行語大賞」で特別賞を受賞した。「もってる」の名フレーズが飛び出した今秋の東京六大学リーグ優勝直後のインタビューが評価されたもの。06年には「ハンカチ王子」でトップ10入りしており、自身2度目の受賞となる。選考委員のやくみつる氏は将来のスポーツキャスターに太鼓判を押すなど、斎藤人気は単なる「トレンド」の枠を超えている。

 新調した濃紺のスーツ姿で登壇した斎藤を、まばゆいばかりのフラッシュがとらえる。その斎藤を中心に、大賞を受賞したNHKドラマ「ゲゲゲの女房」の原作者・武良布枝さんやAKB48らが脇を固める。特別賞を受賞した斎藤はグラウンドを離れても主役だった。

 「狙って言った言葉ではなかったので、受賞できたことは驚きでした。このような大変素晴らしい賞を頂いて大変光栄に思っています」

 まさに異例づくしの受賞だった。今秋の早慶両校による50年ぶりの優勝決定戦を制した直後のインタビュー。「今まで何かもってると言われ続けてきましたが、きょう何をもっているかを確信しました。それは仲間です」。このスピーチが野球界だけでなく多くの人に感動を与えた。受賞理由について選考委員会は「50年ぶりの優勝決定戦の歴史を証明する言葉として後世に残したいと考えます」と説明した。事前に候補者として名前が挙がっていたわけではない。それでも選考委員会の強い後押しを受け急きょ「特別賞」が設けられた。関係者は「事前にノミネートされていなかった方が受賞するのは異例です」と話せば、藤本義一選考委員長は「賞の中に新鮮さが与えられた気がする。偉大なる日本人の1人であると思う」と最大級の言葉で評価した。

 今後も発言には注目が集まりそうだが「僕の場合は基本的に言葉より行動です」とまずはプロでの実績づくりを重視する。それでもお立ち台でどんな言葉が飛び出すのか、今から楽しみでならない。

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