2011年2月6日日曜日

慶大の“由伸2世”伊藤を5球団スカウト絶賛

 今秋ドラフト1位候補で、“由伸2世”の呼び声高い慶大・伊藤隼太外野手(3年)が3日、横浜市内の同大グラウンドで本格始動。早大・斎藤(現日本ハム)が抜けた東京六大学リーグを自らのバットで盛り上げることを宣言した。

 たまっていたエネルギーを爆発させた。定期試験を終え、ようやく迎えた今年初の全体練習。ロングティー打撃で豪快に放物線を描き続けた。「やっとという感じですね。自分のやるべきことを今まで以上にやって、その姿を見てついてきてもらえれば」。今季から主将も務めるアマNO1スラッガーは気持ちよさそうに汗をぬぐった。

 視察に訪れた5球団6人のスカウトからは絶賛の声が続出した。オリックス・中川スカウトは「バッティングセンスが抜けている。小笠原に近いものがある」とガッツ級の評価。巨人・山下スカウト部長も「パンチ力があって足も速い。慶応でこれだけの選手は(高橋)由伸以来」と、すでに1位指名を明言している東海大・菅野と並行してチェックしていく方針を示した。

 昨秋の早大とのリーグ優勝決定戦で敗れた後、斎藤から「来年はお前たちが盛り上げていってくれ」と声をかけられた。「チームの優勝に貢献するための数字として、打点にこだわっていきたい」。昨年、春秋連続で2ケタ打点をマークした勝負強い打撃で、リーグ全体を背負っていく。

 ◆由伸と初対面 〇…伊藤が、尊敬する巨人・高橋と感動の初対面を果たしていた。先月末、自主トレで母校グラウンドを訪れていた先輩に出くわし、真っ先にあいさつ。「オーラがすごかった。目標とするにはレベルが違いすぎます」と恐縮しきりだったが、「来年は斎藤のように騒がれる選手になれよ」とエールを送られたという。

 ◆伊藤 隼太(いとう・はやた)1989年5月8日、愛知・瀬戸市生まれ。21歳。小学1年から野球を始め、中京大中京では高校通算29本塁打も甲子園出場はなし。慶大では2年春からレギュラー。昨年の世界大学選手権では大学ジャパンの4番を務め、3本塁打をマークした。リーグ戦通算58試合出場で打率3割1厘、6本塁打、33打点。家族は両親と兄2人、弟。176センチ、84キロ。右投左打。

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