2011年3月3日木曜日

日ハム・斎藤、巨人・沢村に“完敗”メディア対応力 反省「まだまだ」プロ野球

 プロ野球の新人研修会が28日、東京都内で開かれ、日本ハムの斎藤佑樹投手(早大)、巨人の沢村拓一投手(中大)ら103人が参加した。税の意義や暴力団対策などについての講義を約4時間半にわたって受けた斎藤は「勉強になった。(阪神OBの)矢野さんの話が印象に残った。プロの楽しさはもちろん、怖さを教えていただいた」と話した。

 取材対応の講義では、沢村とともに壇上に上がり、模擬インタビューを受けた。休憩時間には早大の同僚の西武・大石達也らとプロ生活の話をするなど、久しぶりの再会に笑顔だった。

 高校時代から何度も記者団に囲まれてきた斎藤が、模擬インタビューで注意を受けた。「口の開き方が小さく、早口」。講師を務めた元ニッポン放送アナウンサーの深沢弘さんの指摘に、はにかみながら「よく言われます」と答えると、小声だったためにそれすら言い直させられ、苦笑いするしかなかった。

 インタビューは、選手とファンをつなぐ重要なもの。誠実な応対ぶりで老若男女から支持されてきたはずだった。

 この日も春季キャンプの感想を聞かれ、「初めてプロで経験し、多くの先輩から吸収できた」と答えるなど、お手本のような回答をしたものの、深沢さんは「受け答えが用心深くなっている」と注文。斎藤は「まだまだですね」と反省しきりだった。

 続いて壇上に立った沢村。斎藤同様「声が小さい」と言われながら、8年目の講義となる深沢さんに「応対の内容はこれまでの新人で最高」と絶賛された。

 早速、「メディアを通して伝えていくのもプロの仕事」と、休憩中に斎藤と両チームの練習内容を話し合ったことを明かすなどリップサービスも披露。メディアへの対応力で、沢村が斎藤との“プロ初対戦”を制した。

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