2011年6月8日水曜日

原監督、長野に喝!「ボール球はベーブ・ルースでも打てない」

原監督、長野に喝!「ボール球はベーブ・ルースでも打てない」
 ◆交流戦 巨人0─5日本ハム(5日・東京ドーム) 試合後の会見で、原監督は目をつむって考え込んだ。わずか4安打で今季3度目の0封に抑え込まれた打線について「なんて答えればいいか」と言い、5秒間、腕組みした。「見ての通りだな。クリーンアップが抑え込まれると、こういう展開になる」と計11打数無安打の3~5番に苦言を呈した。

 消極的に映った長野に対しては、さらに猛省を促した。「あえて長野の名前を出すが、チャンスが少ない中でストライクを1球も振ることができない。日頃の練習からゲーム状況を考えているかどうか。ボール球はベーブ・ルースでも打てない」とヤンキースなどで活躍した、通算714本塁打の野球の神様を引き合いに出すほどだった。6回2死二、三塁では、1、2球目のボール球を空振りし、2ボール2ストライクからボール球のチェンジアップを引っかけて遊ゴロに。1打席目も見逃し三振に倒れるなど、ストライクを簡単に見逃す場面は確かに多い。「6回は低めに手を出してしまった。見逃していれば、配球も変わったかも。主軸として走者をかえせなかったのは申し訳ない。明日、頑張ります」と反省した。

 若武者だけではない。武田勝のコーナーを突く投球に翻弄され、06年に15試合連続を記録して以来の13試合連続1ケタ安打と打線に迫力はなく、今季東京D12試合で23得点と、ついに1試合平均で2点を切った。東京D以外では3・2点しているだけに、飛ばないとされるボールの影響だけではなく、各打者の状態の悪さが露呈している。

 6回に中田に適時打され、わずか2失点で先発・グライシンガーを降板させ、傷口を広げない策に出たが実らず「もう少し、チームに余裕があれば続投でした」と指揮官は嘆いた。2点取れない打線なら、投手陣は完封するしか勝ちはない。
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