2011年6月5日日曜日

元巨人・角投手の次男、ロッテ二軍で月間MVP

元巨人・角投手の次男、ロッテ二軍で月間MVP
 巨人などでストッパーとして活躍した角盈男(みつお)さんの次男でロッテの育成選手の角晃多(こうた)(20)がイースタン・リーグで3・4月度の月間MVPを受賞した。

 「支配下登録されるように、一日一日を大切にしたい」と、一軍での活躍を目指している。

 プロ3年目で二塁手の角は、3、4月に23試合に出場し、ともにリーグ2位となる打率3割5分6厘、32安打を記録。8試合で複数安打を放った。育成選手としての月間MVPの受賞は初の快挙だ。育成出身選手の受賞はウエスタン・リーグで4度あるが、いずれも支配下登録後の受賞だった。

 1メートル68、74キロと小柄だが、右投げ左打ちで堅実な守備とミート力が持ち味。毎日の夜間練習で素振りやティー打撃を重ねることで基礎体力がつき、スイングの鋭さが増したという。「数少ない甘い球をとらえられるようになってきた。選球眼を良くして、打率よりも出塁率の高い選手になりたい」と目標を語る。

 高橋慶彦二軍監督は今季の活躍について、「本人の努力の成果。足が速いわけではないが、守備、打撃を含め、すべてが良くなっている」と分析。ロッテの石川晃・球団運営本部長は「登録枠の問題はあるが、夏以降に登録する可能性もある」と期待する。


プロバイダ選びに疲れた!そんなあなたはコムズへGO!

0 件のコメント: