2011年8月13日土曜日

巨人が空中戦制し初の6連勝!借金返済へあと「1」

巨人が空中戦制し初の6連勝!借金返済へあと「1」
 (セ・リーグ、横浜6-7巨人、10回戦、巨人6勝4敗、9日、長野)巨人が両軍計6本塁打の空中戦を制し、今季初の6連勝を飾った。九回、二死満塁、打者・阿部の場面で、横浜守護神・山口の大暴投でラッキーな決勝点。これで借金を「1」とし、待望の勝率5割復帰は目前だ。
 信州の山々に囲まれた長野オリンピックスタジアム。13年前には冬季五輪の開会式などが行われた場所で、原巨人がアーチの共演を披露した。

 1点リードされた四回だ。無死二塁から、ラミレスが高崎の高めのスライダーをフルスイング。左翼席に飛び込む逆転の13号2ランを放った。

 「地方球場ではあまり打てていなかった。1点負けている状況での逆転本塁打は、素直にうれしい」

 ラミレスは今季、右足甲の打撲で前半戦終了間際に6試合欠場するなど、不本意なシーズンを送っている。価値ある一発は、6月15日のロッテ戦(東京ドーム)以来、約2カ月ぶりの本塁打。通算349本塁打で、節目の数字にリーチをかけた。

 高橋由も続いた。右中間席に、2者連続となる8号ソロ。「打った瞬間入ると思えるほど、すばらしい手応えでした」と納得の表情。8月に入って4本目の本塁打だ。

 この試合では、今季全試合に先発出場してきた長野の名前が、スタメンから消えた。7日の広島12回戦(マツダ)で左ほおに死球を受け、前日8日に都内の病院で精密検査を受けた結果、左ほお骨にひびが入っていると診断された。8月は「3番・中堅」で出場してきた主力を、首脳陣は横浜3連戦で休ませる方針を固めている。

 この日は「3番」に、復調気配の小笠原が座り、七回には同点ソロを放った。「中堅」の守備には1軍に昇格したばかりの松本が起用された。チーム一丸で不在の長野をカバーした。


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