巨人・桃井恒和オーナー兼球団社長(64)が17日、球団広報部を通じて、2年契約で合意したばかりの原辰徳監督(53)の契約条件について、来年V逸なら解任という流れにストップをかけた。事実上、「優勝が続投の条件ではない」と軌道修正したもの。衝撃の契約内容発表からわずか2日。今度は異例ともいえる契約の“条件変更”だ。内紛劇で揺れる巨人の迷走は止まらない。
桃井オーナーが、球団広報部を通じて異例の要請を行った。案件は、原監督の契約問題だった。
「(来年が)『V逸即解任』というわけではない。『V逸即解任』という言葉が、一人歩きをしてしまっている」
事の発端は15日。桃井オーナーが、日帰りで秋季キャンプ地の宮崎を訪問し、今季限りで3年契約の切れる原監督と会談。来季から2年契約で合意したあとの会見で、「来年V逸なら、責任をとらないといけない」と発言したことだった。
球団トップから飛び出した、2年契約の2年目は来季優勝という条件付きともとれる衝撃発言に、あっという間に『V逸即解任』という見方が広まった。オーナーの言葉という重みも加わり、球界にも波紋を広げている事態に、球団トップが自らストップをかけると同時に、軌道修正に動いた格好だ。
それでも、弁明の苦しさが逆に強調されてしまった。桃井オーナーは15日に、「2年ということで(原監督に)伝えました。ただし、来年V逸、3年連続V逸になったら、それはやっぱり責任をとらないといけないよ、ということもいっしょに伝えました」と語った。
交渉内容を外部に明らかにしたのも異例だが、15日のコメントを聞く限り、言葉の一人歩きではなく『V逸即解任』ととられても致し方ない。この日になって「優勝が続投の条件ではないし、来年にかけるオーナーの強い思いです」(広報部)と、発言の真意が明かされたが、迷走ぶりが浮き彫りになってしまった。
結果的に、優勝が続投の条件ではなく、優勝を逃しても戦いぶりによっては続投はありえる。原監督は来季V逸でも続投の目が出てきたということになった。
オーナーがわずか2日前のコメントを修正する異例の事態。11日の清武球団代表兼GMによる渡辺球団会長の批判会見で始まった内紛劇で、球団の対応や首脳の発言に世間の注目が集まっている。『V逸即解任』という流れを完全に否定したが、この事態こそが球団の動揺を示しているようだった。
「(来年が)『V逸即解任』というわけではない。『V逸即解任』という言葉が、一人歩きをしてしまっている」
事の発端は15日。桃井オーナーが、日帰りで秋季キャンプ地の宮崎を訪問し、今季限りで3年契約の切れる原監督と会談。来季から2年契約で合意したあとの会見で、「来年V逸なら、責任をとらないといけない」と発言したことだった。
球団トップから飛び出した、2年契約の2年目は来季優勝という条件付きともとれる衝撃発言に、あっという間に『V逸即解任』という見方が広まった。オーナーの言葉という重みも加わり、球界にも波紋を広げている事態に、球団トップが自らストップをかけると同時に、軌道修正に動いた格好だ。
それでも、弁明の苦しさが逆に強調されてしまった。桃井オーナーは15日に、「2年ということで(原監督に)伝えました。ただし、来年V逸、3年連続V逸になったら、それはやっぱり責任をとらないといけないよ、ということもいっしょに伝えました」と語った。
交渉内容を外部に明らかにしたのも異例だが、15日のコメントを聞く限り、言葉の一人歩きではなく『V逸即解任』ととられても致し方ない。この日になって「優勝が続投の条件ではないし、来年にかけるオーナーの強い思いです」(広報部)と、発言の真意が明かされたが、迷走ぶりが浮き彫りになってしまった。
結果的に、優勝が続投の条件ではなく、優勝を逃しても戦いぶりによっては続投はありえる。原監督は来季V逸でも続投の目が出てきたということになった。
オーナーがわずか2日前のコメントを修正する異例の事態。11日の清武球団代表兼GMによる渡辺球団会長の批判会見で始まった内紛劇で、球団の対応や首脳の発言に世間の注目が集まっている。『V逸即解任』という流れを完全に否定したが、この事態こそが球団の動揺を示しているようだった。
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