準決勝はＧ大阪－清水、鹿島－ＦＣ東京 ４強出揃う／天皇杯

　サッカー第９０回天皇杯準々決勝（２５日、大阪・万博記念競技場ほか）４試合が行われ、史上初の３連覇を狙うＧ大阪のほか、鹿島、清水とＦＣ東京がベスト４進出を決めた。準決勝は鹿島－ＦＣ東京（国立）、清水－Ｇ大阪（エコパ）の組み合わせで２９日に行われる。

　Ｇ大阪は延長戦の末、２－１で浦和を下して５年連続の４強入り。遠藤保仁（３０）が得意のＦＫから先制弾を突き刺し、宇佐美貴史（１８）が決勝ゴールを決めた。４度目の天皇杯制覇を狙う鹿島は２－１で名古屋に勝利。興梠慎三（２４）と大迫勇也（２０）がゴールを決め、名古屋を１点に抑えた。

　清水はＰＫ戦の末に山形を退けた。０－０の延後２分に先制ゴールを許したが、２分後にボスナー（３０）が同点ゴールを決め、ＰＫ戦を５－４で制した。

　来季Ｊ２に降格するＦＣ東京は、Ｊ１に昇格する福岡に逆転勝利を収めた。前半１３分に先制を許したが、後半ロスタイムに石川直宏（２９）が起死回生の同点ゴールを決めて延長戦に突入。平山相太（２５）と石川が加点し、１点差に詰め寄った福岡を３－２で振り切った

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