2011年5月14日土曜日

原采配ズバリ“1番”小笠原の活躍で巨人連敗脱出

原采配ズバリ“1番”小笠原の活躍で巨人連敗脱出
 (セ・リーグ、巨人2-1横浜、6回戦、巨人3勝3敗、12日、東京ドーム)巨人は打線の変更があたり初回に2得点、投げては先発の金刃が好投を見せ2-1で横浜に勝利、連敗を3で止めた。横浜は4年ぶりの6連勝はならなかった。
 大胆な打線のテコ入れが、ピタリとはまった。前日11日の横浜戦(東京ドーム)に3-4で惜敗し、3連敗で借金3、最下位に転落した巨人。しびれを切らした原監督が、今季23試合目にしてついに動いた。この日の試合前までで打率・183と不振を極める3番・小笠原を日本ハム時代の2001年10月2日以来となる1番、坂本をプロ初の3番に据えた。すると一回、いきなり小笠原がフェンス最上部に直撃する左中間二塁打で出塁すると、なおも一死三塁から坂本の左越え適時二塁打で1点を先制。二死三塁からは長野の中前適時打で、さらに1点を追加した。

 「1番打者として出塁することができて、得点に絡むことができてよかった」と小笠原が笑顔で振り返れば、坂本も「1、2番がいい形で回してくれたので、3番打者として結果を出したかった」とホッとした表情を浮かべた。指揮官は、何としても打線に奮起してもらいたかった。前日11日の試合後、「名前をきょうはあえて言ってしまうけれど、相手の術中にはまるようなガッツの打撃というのは、勢いが遮断されてしまうね」と珍しく名指しで苦言を呈した。そんな原監督の言葉を受けてか、この日の小笠原は4打数2安打。悔しさを力に変え、チームを先頭に立って引っ張った。

 先発した金刃も踏ん張った。今季2度目の先発で、5回2/3を3安打無失点。2番手で登板した西村も、吉村への死球で二死満塁とピンチを作ったが、代打・内藤を空振り三振にとって切り抜けた。続く越智、ロメロらリリーフ陣も踏ん張り、巨人が連敗を脱出した。

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