2011年7月2日土曜日

「チリガミ王子」燕・七条が初登板初勝利!G相手に7回1失点

「チリガミ王子」燕・七条が初登板初勝利!G相手に7回1失点
 (セ・リーグ、巨人1-4ヤクルト、6回戦、ヤクルト4勝2敗、28日、郡山)ヤクルトの新人・七条がプロ初登板初先発。初回から3者三振を奪うなど、巨人打線を抑えた。打線は3本の適時打で4点を奪い、七条に初勝利をプレゼントした。
 緊張を感じさせない初マウンドだった。福島・郡山市で行われた巨人戦に、ドラフト2位の七条祐樹(伯和ビクトリーズ)が先発でプロ初登板した。

 「やるしかないという気持ちです。僕は一生懸命に投げるだけ。それ以外は、相川さんのリードに任せます」試合前の言葉通り、無心で腕を振った。一回先頭の坂本から139キロの直球で見逃し三振を奪うと、続く亀井も138キロの直球で見逃し三振。長野は126キロのチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

 長い道のりだった。日本ハムの同1位・斎藤佑樹(早大)との“ユウキつながり”で社会人時代に同僚から「チリガミ王子」と呼ばれた右腕は、キャンプ、オープン戦は順調そのもの。開幕ローテ入りをほぼ手中にしたが、五回途中5失点と打ち込まれた3月24日の巨人との練習試合(神宮)で、古傷の右肩痛を発症した。

 開幕からリハビリを重ね、2軍では計5試合で負けなしの2勝、防御率1・13。由規、村中ら先発陣に故障者が続出する緊急事態に、1軍から白羽の矢が立った。

 26歳のオールドルーキーを勝たせたい。打線がつながったのは、二回だった。二死三塁から7番川端の左前適時打で1点。なお二死一塁から女房役の相川が左中間へ適時二塁打を放ち2点目を奪った。援護をもらった七条は堂々の投球で7回1失点の力投。プロ初登板で初勝利を挙げた。
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