明治神宮大会への出場権をかけた関東地区大学野球選手権の準決勝が２日、横浜スタジアムであり、東海大（首都）が桐蔭横浜大（神奈川）に１－２でサヨナラ負けを喫した。１０月２７日のプロ野球ドラフト会議で日本ハムに１位指名された東海大の菅野智之投手が先発登板し、八回まで４安打無失点と好投したものの九回２死二、三塁から右翼線二塁打を許した。菅野は、この試合が大学最後の公式戦になった。
巨人・原辰徳監督のおいの菅野は、ドラフト１位指名で巨人と日本ハムとの競合の末、日本ハムが交渉権を獲得した。今後の進路について菅野は、あふれる涙をぬぐいながら「注目されてつらいときもあった。（今後については）一生のことなので、じっくり考えて答えを出したい。自分の意思を持って決めたい」と話した。
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