2011年11月3日木曜日

<プロ野球>巨人・内海6回1失点 絶妙スクイズも セCS

セCS第2戦、巨人が追加点!内海がスクイズ【速報中】
 ○巨人6-2ヤクルト●(30日・神宮)

 巨人・内海が投打にわたって、エースの面目を施した。

 1点リードの五回、1死から下位打線がしぶとくつないで一、三塁。追加点のほしい場面で打席に内海。ベンチが選んだ作戦はスクイズだった。初球の直球を、内海は一塁線へ絶妙のコントロールで転がし、三塁走者を迎え入れた。これでヤクルト先発の石川を降板させた。内海は「まぐれですね」と謙遜したが、小川監督は「まんまとやられた」。前日は送りバント失敗で流れを失った巨人だが、この日は三つの犠打を成功させ、好機を生かした。

 内海は本業のピッチングも光った。「短期決戦なので行けるところまで行こうと思った」と序盤から飛ばした。フォークやカーブなど変化球の切れが抜群で、走者を背負っても持ち味の粘りを発揮。「いつもより疲れたが、抑えられて良かった」と6回1失点の投球に納得の表情だった。

 今季は開幕投手こそ後輩の東野に譲ったが、投手陣の柱として奮闘。オフから体の中心などを鍛えるトレーニングに取り組んだことでバランスがよくなった。安定した投球で防御率は1・70をマーク。自己最多の18勝で初の最多勝にも輝いた。シーズン中と同様の好投で、チームを土俵際から救った。

 ボールを受けた阿部も、四回に均衡を破る先制ソロ本塁打を放った。バッテリーそろっての鮮やかな「攻撃」で、ヤクルトのエースを攻略した巨人。勢いに乗って、名古屋行きの切符をつかめるか。



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