2011年5月25日水曜日

沢村、初の2ケタ奪三振も2勝目ならず…巨人、連敗で借金1

沢村、初の2ケタ奪三振も2勝目ならず…巨人、連敗で借金1
 (交流戦、巨人1-4オリックス、2回戦、オリックス2勝、23日、東京ドーム)巨人のドラフト1位ルーキー、沢村は7回1失点、11奪三振の好投を見せたが、打線の援護なく2勝目はならなかった。試合は1-1で迎えた九回表、越智がオリックス・山崎浩に痛恨の3ランを浴び、連敗で借金「1」となった。
 本拠地初勝利を目指して、沢村が7試合目の先発マウンドに向かった。東京ドームでは3度目の先発。ルーキー右腕は立ち上がりから直球が140キロ台後半をマークするなど、気迫満点だった。

 前日22日は「勝ちたいです」と、短い言葉に力を込めた。まずまずの投球をしながらもプロ初勝利となった4月21日の阪神戦(甲子園)を最後に白星がないだけに、結果が欲しかった。

 三回まで無失点に抑えたが、1点リードの四回に失点した。二死一、二塁から大引に左前適時打を浴びて同点。マウンド上では悔しそうな表情を浮かべた。

 新人ながら、交流戦の“開幕投手”を任された前回17日の楽天戦(Kスタ宮城)では6回6安打3失点。岩隈との投げ合いで試合は作ったが、先制点を許すなど投球内容は満足のいくものではなく、チームが逆転勝ちしても悔しさばかりが残った。その思いを、この日の試合にぶつけた。

 前回登板から、中大の先輩でもある阿部が女房役を務めている。川口投手総合コーチは「心強い味方のはず。阿部の手の上で遊んでくれるような投球ができれば、結果はついてくると思う」と、“師弟バッテリー”に期待を込めた。

 七回先頭の伊藤を空振り三振に仕留め、プロで初めての2けた奪三振をマーク。続く寺原からも空振り三振を奪い「11」に伸ばした。その裏の打席で代打を送られ、ちょうど100球で7回1失点。2勝目はならなかったが、本拠地のファンに堂々の投球を披露した。


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