2011年5月25日水曜日

「日本を元気に」、小惑星探査機「はやぶさ」映画化で竹内結子さんらが制作報告会見/相模原

 昨年、日本中を沸かせた小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還を描いた映画「はやぶさ/HAYABUSA」の制作報告会見が23日、ロケ地の宇宙航空研究開発機構相模原キャンパス(相模原市中央区)で開かれた。震災で多くの人が甚大な被害を受ける中、主演の竹内結子さん(31)や西田敏行さん(63)らは、日本の科学技術を世界に示したはやぶさの快挙を通して「日本を元気にしたい」と作品への思いを語った。

 映画は7年間、60億キロにわたるはやぶさの旅を支えた技術者たちの挑戦と苦闘を描く物語。

 女性研究員役の竹内さんは「日本が大変な時期に、7年間にあった出来事を通して、たくさんの方々を元気にしたい」と宣言。はやぶさ運用時に広報を担当した的川泰宣名誉教授役を演じる西田さんは、相模原でのロケを「世界を驚かした頭脳が集まる場所で、誇らしい気持ちになった」と振り返った。宇宙機構の研究施設があった岩手県大船渡市などの被災地域に向けて「宇宙機構が取り戻した日本人の誇りを胸に、復興に向けて頑張ってほしい」などとエールを送った。

 映画は堤幸彦監督(55)がメガホンを取り4月13日から撮影され、25日にクランクアップ予定。公開は10月1日から。


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