2011年11月16日水曜日

ソフトバンク、不用意な「2球」=和田、馬原が一発許す-プロ野球・日本シリーズ

プロ野球・小池のソロ本塁打
 緊迫した投手戦に、あっけなく終止符が打たれた。延長十回、ソフトバンクの抑え、馬原が小池に痛恨の一発を浴びた。高々と上がった打球が左翼席に吸い込まれると、ヤフードームはため息に包まれた。
 2死走者なしから8番打者に投じた甘い変化球は、あまりに不用意だった。七回に先発の和田が同点ソロ本塁打を浴びた1球も同様だろう。そこまで無安打に抑えたことが過信につながったのか。クライマックスシリーズ11打数1安打の和田に対し、外角へのスライダーが中に入り、「あの1点で流れがいってしまった。悔いが残る」と打たれた和田。
 逃げ切りに失敗しただけでなく、バッテリーが最も警戒していたはずの打者に打たれたショックが残る。「油断したわけではないと思うが…」と振り返る秋山監督の表情もさえない。
 攻撃もかみ合わなかった。秋山監督は決戦に向け、カブレラを除く野手全員にバント練習させ、「主軸にバントさせる可能性もある」と強調していた。だが、七回無死一塁では7番多村にバントをさせず、あえなく三振。自慢の攻撃力を生かせないまま初戦を落とした。




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